2023スナイプ関東ランキング
2023年度の関東水域スナイプランキング出ました。
SCIRA(スカイラ国際スナイプ協会)に従ってランキングはスキッパーのみ表記になっています。クルーが載らないのがナンセンスですが、順位をつけるシステム上、ペアが入れ替わったりして追いつかないので仕方ありません。。。
関東水域は全日本選手権の出場枠を決めるレースを複数回行い、獲得したポイントで順位を決定します。
これがとっても良いシステムで。
1発勝負だと、その大会に出られない選手(社会人の仕事や学生の試験など)がいるかもしれない。
また2日間だけのレースだとコンディションが大きく偏ってしまうこともある。
全レガッタをカウントすると、大会に出た者勝ちになってしまい、そこまで多くのレガッタに参加出来ない選手にとっては公平でない。
そこで全てのレース毎に対してポイントを付けて、実施された総レース数の半数をカウントすることに。
全レガッタを通じて20レース行われたら、半数の10レース分をカウント。
自分が獲得したレースポイントの上位から10レース分のみがカウントされる仕組みです。
ポイントは毎レースごとに1位→25p、2位→24p〜25位→1p。レースで25位以内にフィニッシュすればポイントが付きます。
レガッタごとの総合順位ではなく、各1レースごとというのがミソ。
このシステムのおかげで、ポイントを獲得するためになるべく多くのレースに参加しつつ、公平性も保てていると思います。
これは水域内の活動場所が集中していて移動が比較的難しくない関東水域ならではのシステムですね。
今年度は3回の江ノ島スナイプと関東スナイプ、東日本スナイプの5レガッタで24レースを実施。
よって上位12レースのポイントの合計でランキングが決定します。
2023関東ランキング1位は渡邊哲雄選手(SPN)🥇
2位 私(株式会社BEST WIND)🥈
3位 桔川選手(早稲田)🥉
4位 服部選手(早稲田)
5位 笹井選手(AISIN STARS)※他水域
6位 脇永選手
7位 白石選手(ノースセールJAPAN)
8位 大井選手(tsujido racing)
9位 高曽選手(MYRC)
3,4位に早稲田の2選手(桔川選手、服部選手)が学生でシングル入り。関東枠内(15位以内)には磯村選手(慶應大)、谷選手(立教大)、西尾選手(東京大)の学生チームが滑り込み。あとは社会人の強豪チームが関東枠の7割を占めました。
スナイプクラスには社会人になっても乗り続ける選手が多く大会が盛り上がりますね。何より楽しいですしね。レースを続けるハードルが低いことも普及の一因。船齢による性能差も比較的少ないので愛着を持った船でずっとレースに参加出来ます。
マスターズの年齢になってからスナイプに復帰される方も結構いらっしゃいますしね。
国体種目に採用されませんかね。なんなら男女MIXペアで。オリンピックでも男女ペア種目が出来たくらいです。なんてったてスポーツフェスティバルですから^^;
入賞チームの得点は天皇杯皇后杯に均等に振り分ければいいだけですし。
ジェンダーバランスが叫ばれる時代に先駆けてセーリング種目がMIXを採用する価値は大きいかと。
さて今年の我々は2位でした(´・_・`)
関東スナイプ選手権の軽風でポイントを荒稼ぎしたのが効きましたねw
がしかし今回の東日本選手権では獲得ポイントが少なかったので1位に届かず(T_T)
↑いつの間にかクルーが撮ってくれてました^^
ランキング表を見ると、5レガッタ中3レガッタは参加しないと厳しいですね。そしてボーダーラインは10p(15位)/1レース。
関東水域枠も15位までなので、ちゃんと範囲内に収まっていてシステムの正確さを示していました^^;
- 2023.07.18 Tuesday
- SNIPE
- 07:14
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