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全日本スナイプミックス選手権 2日目最終日

2日目は爆風予報でしたが、スタート時刻を早めてギリギリ吹き上がる昼過ぎまでに中風コンディションで2レースを行いました。

photo by Kazushige Nakajima

 

北の風でシフティーでガスティー。フリートの形状が一発のガストで劇的に変化します。上マークは岸に近く、めっちゃトリッキー。私的には面白いレースでした^^;

 

結果、白石/篠原組(ノースセール)がトップを守り切り優勝。

photo by Kazushige Nakajima

2位には吉岡/牟田組(六広会TEAMENTERPRISE)がジャンプアップ!

photo by Kazushige Nakajima

この2チームは地元福岡大出身で、勝手知ったる海面かのごとく自在にシフトを捉えて前を走ります。

私のメモリーには入力されてい難解なシフトで、上位のコースを見ているとバグを起こしそうでしたが^^;それがセオリーになるんですね。。。また勉強になりましたm(_ _)m

 

3位には白石/大村組(早稲田/東海大)の学生ペアが入賞

photo by Kazushige Nakajima

おめでとうございます!

3位の白石選手(早稲田ヨット部)は1位の白石選手の次男だそうで(KAZI情報)、親子で日本一を競うって凄い。世のお父ちゃんの夢ではないでしょうか^^;またそれができるスナイプというかヨット競技ってすごいですね。

 

まあしかし結果、予報どおりの風が吹きました( ̄◇ ̄;)

photo by Kazushige Nakajima

 

我々は総合11位と不甲斐ない結果に終わりましたが、兎にも角にも準備不足。

photo by Kazushige Nakajima

全然レースになりませんでした。最後までボートに乗れている感覚にならず、、、

私はポッと乗ってパッと走れるほど器用ではないんですね^^;甘かったです。

 

これで今年度の私のスナイプのレースは終了。

また一から出直します。まずは身体作りからですね。

来年は全日本mixでカップを奪還することを目標に頑張ります👍

 

成績)

 

おまけ)

表彰式で急に名前を呼ばれまして^^;

何かと思えば順位の飛び勝でした。アザスッ!

初めて飛び勝を頂きまして、やっぱり最後に持ってます笑

 


全日本スナイプミックス選手権 初日

28艇が集まった2023全日本スナイプミックス選手権初日。

本日は北の風、軽風〜中風で3レースを実施。

photo by Kazushige Nakajima

湾の中でシフトも強弱も大きく、オンデッキからフルハイクオーバーまで、右からパフ⇄左からパフと集団を翻弄します^^;

 

我々は13−7−6で暫定10位と冴えない成績でした(T^T)

成績表の風速は軽風ですが、10ktを超えるパフが入るとフルハイクというか若干オーバーに😱

photo by Kazushige Nakajima

このくらいなら良いのですが、、、

 

photo by Kazushige Nakajima

フルハイクになったり、

 

photo by Kazushige Nakajima

もうこうなると厳しいT^T

 

ボートスピードが若干厳しいだけで、展開が大きく変わります。

耐え凌ぐ一日となりました。。。(−_−;)う〜ん

 

にしてもキレがない。。

不足するボートスピードをカバー出来てない…勝負どころでチャンスを逃すことが多くキレがありません。船にも乗れていない感じでパフォーマンスが低い…

tractrac見て反省会です。。。

 

Race1 https://bit.ly/3QRwxcc
Race2 https://bit.ly/3SyEdBB
Race3 https://bit.ly/3QzA8ul

 

成績上位)

1位 白石/篠原組(ノースセール)4−1−3 8p

2位 白石/大村組(早稲田/東海大)3−3−4 10p

3位 入江/吉村組(湘南サニーサイド YC)1−2−12 15p

4位 川戸/中田組(同志社大)6−6−7 19p

5位 渡邊/須永組(SPN/日本大)2−8−10 20p

 

それにしても皆さん楽しそうにレースしています

photo by Kazushige Nakajima

photo by Kazushige Nakajima

photo by Kazushige Nakajima

tsujido racing大井社長のカメラ目線と写真用フルハイクアウト

 

photo by Kazushige Nakajima

暫定1位の白石/篠原組も。

 

笑顔あふれるserious Fun Raceです。

 

明日は2レース予定。

風予報は、、、

寒気が流れ込んで西高東低の爆風です( ̄◇ ̄;)う〜む

 


2023全日本スナイプ 最終日2

そして我々ですが、、、

いや〜、逆転されてしまいました。

勝ちきれませんでした(T ^ T)

振り返ってみると実は第5レースでカットレースを作った時点で勝負ありだったのかもしれません。最終レースの展開に響きました。

 

3日目、max7m/s程度のガストが入る吹きの第5レースで我々は3ポイントピンを詰め強風仕様にしますが耐えきれずに55位。コースを決め打ちせずライン中央からスタートするも、集団に埋もれてしまいタックして右海面へ。そこへ左のシフトで勝負あり。最初からシフトの有利サイドを決め打ちして寄せるハイリスクハイリターン戦略でないと歯が立ちません。

この時点で総合6位に落ちます。

photo by BULKHEADmagazine 吹いてます^^;

風が吹き上がってきてから海上でも沢山の選手からお声掛けを頂いて、、、

「気持ちで負けちゃダメですよ!」

とか

「これを耐えれば!」

とか。ホント有難いm(_ _)m

 

 

カットレースの発生する第6レースも吹いていましたが、ここで大きく崩したら優勝争いから脱落してしまいます。

今度は1上までハイリスクハイリターン戦略でシフトも味方してなんとか十番台で回航。その後風が落ちてきて2上でまた大きく上げて10位で滑り込み、このレースをなんとか耐えて先ほどの55位をカット。最終日まで首位をキープしましたがこれが我々の限界。

photo by BULKHEADmagazine

 

優勝した内貴/秋田組は吹いても10位、第6レースも3位と崩しません。軽風で速く、強風でも耐えられオールラウンドでまさに無敵。

カットレースの無い状況はレースさえ行われればどんな展開でも出来るので、それを活かしたレースをやられました。

photo by BULKHEADmagazine

 

最終レースでは、もし内貴/秋田組にスタート前から攻められた場合のオプションも用意していましたが、、、

まさか、自身のベストコースで1位を獲るというレースをするとは。

 

最終レースの不安定な風の中、カットレースの無い内貴組のコースは(私から見れば)少し大胆でした。

我々はいつも通りの戦略で、スタートライン中央よりから安全にスタート。どちらの海面が伸びても大崩れしない戦略なのですが、この展開が苦しく耐えて耐えてギリ6位で第1上マークを回航、先行する内貴組を追いかけます。

 

第2アップウィンドで左シフトの中、右海面に出さざるを得ない状況になりこれまた非常に非常に苦しい展開で途中10位まで順位を落とします。内貴組が1位を快走する中、このままでは負けてしまうので最後まで右海面で勝負し続け、最後の最後でなんとか4位で第2上マークを回航するもここで力尽きました。私の持っているHPを使い果たしました^^;笑

ダウンウィンドでは勝負勘がもう吹っ飛んでいまして^^;後追い展開となってしまい動きが後手後手に。このままだと同点でタイを解くと向こうが勝ち💦あと1艇を抜かなければならない状況での攻防でHP足りず(>_<)

ヨットレースは本当にメンタルの勝負です。

このレグで13位まで順位を落としてしまいます。

また良い経験をしました…

 

私のレガッタにおけるコンセプトは「最後まで優勝争いをする」こと。

そのために「とにかく安定」であり、それを武器に最終レースまで優勝争いをすることができました。

その点においては合格点です。

 

しかし、、、

2位じゃダメなんです。

 

優勝するには瞬発力も大事。全日本にはもう9回目の挑戦でしたが、千載一遇のチャンスを逃しました…(T ^ T)悔しいです

 

 

しかし気を取り直して、、、

これまでの全日本最高順位は4位。記録を更新して準優勝🥈まできました。

残るは優勝のみです。

あと何年かかるんだろ^^;

来年10月の世界選手権はアルゼンチン開催か…また遠いな(−_−;)

 

スナイプにはフィットしない私(ハイクアウト苦手、トレーニングは嫌い、体重も軽い)ですが、なぜかスナイプに乗っている私。

トレーニングが嫌いと言いながら、一応足繁くジムに通ってはハイクアウトに耐えられる身体を作っている私。

腰が悪いふりしてコルセット巻いてますがw、あくまで予防であってハイクアウトしないとスナイプじゃないですし。。

強風でOne chance耐えられることが我々の重要戦略の一つ。

 

あとはやはりboatがtsujido racingのTRC-1になってから、軽風の成績が格段に向上しました。

TRC-1キャップがイカしてます👍

今大会も1位〜3位を含む上位をほぼ独占。強風から微軽風までどの風域でも最高のパフォーマンスを発揮します。

 

そしていよいよ私のboat JPN31723もfor SALEです。

2021年8月進水 tsujido racingフルレーシング仕様

セール、船台、オーニング付き

ご希望あればレクチャー付きです。

戦績)

2022 全日本mixスナイプ選手権 優勝

2023 オリンピックウィーク優勝、全日本選手権2位

オンデッキの軽風域は無敵です。上り角度は折り紙付き。とにかく良く上ります。

 

受け渡しは11月の全日本mixスナイプ選手権(福岡・小戸)の後になります。

来年の8月6日で3年目になるのでインカレ公式戦でも使用可能になります。

春インカレではまだ使用できませんが、それ以外のレースでは学連関係なく使用できますので慣れてからインカレ本チャンで使用できます。

 

性能のピークが長いうちにお渡ししようと考えていて、今回まだ2年目と早いですが売り出します。年間5,6回の大会のみでしか使用していませんのでまだピカピカです。

興味ある方はメールください。

shop@bestwind.jp

誠実な内容のみお返事させていただきます。

 

おまけ)

今回の全日本ですが、レース運営は見事でした。

スタートライン長さもコースも申し分なし。

 

しかし、、、

参加費が38,000円と高額な割に、最近の全日本はなんというか…

コロナ前はレセプションやら参加賞やら賞品やら大変豪華でしたが。。。

もう少し選手間の交流の場があった方が良いと思いますね。

全日本タイトルにあぐら描いて内輪ウケだけしていると自己満足に終わり衰退します。

協会や実行委員会は大変かと思いますが、選手達の意見を聞いてほしいですね。。


2023全日本スナイプin蒲郡 最終日

本日、第7レースの1レースを実施。

 

結果、内貴航路朗/秋田一樹組(同志社大)が逆転優勝!

photo by BULKHEADmagazine

おめでとうございます。

BULKHEADmagazineにも書いてありましたが、最終レースは(当人が言うのもなんですが、、、)ドラマチックでした。

 

朝から風が無く待機し、海上に出てからも風が安定せず2時間待機、13時のリミットでなんとラストチャンスの12:55にスタートシーケンスを開始。一発でスタートが決まり最終レースが始まります。

 

優勝争いは21点で1位の我々と4点差の25点で2位の内貴/秋田組。3位(鈴木/上薗田組)が43点で22点離れていたためほぼタイマン勝負に。我々は第5レースの55位というカットレースを抱えていましたが、内貴/秋田組のカットレースは13位だったので、最終レースでは内貴組は何位を取っても2位以内は確定。

ということは、戦術的には我々の順位を落とすことは当然のオプションでした。最初にバチバチに抑えて共に集団に埋れてしまえば勝ち。

 

しかし、彼らは違いました。スタートから自分達のレースに徹して最終マークまで1位でレースを進めます。

我々は力及ばず逆転されました。レース内容の詳細はまた追ってレポートしますが、、、

 

とにかく力勝負で負けたので完敗です。

敵ながらあっぱれ。

もちろん負けたことは悔しいですが、自分のミスであり内貴/秋田が速かった。

見事な逆転劇でした。

 

こんな選手を育てる同志社大にも感服です。

photo by BULKHEADmagazine

指導者によっては「とにかくどんな手を使っても勝て!スタートから抗議しまくれ!」なんて言う人もいるかもしれません。

これでもし負けたら甘いと言う人もいるかもしれません。

 

しかし、彼らの勝負は実に潔いものでした。レースで勝つ。実力で勝つ。

そんな戦い方をされて私は負けたので、相手を褒めるしかありません^^;

photo by BULKHEADmagazine

優勝おめでとう!

(コーチ目線ですが、やはり「勝利してリスペクトされる選手・チーム」を育てなければいけませんよね。)

 

そして3位にはやっぱりきました笹井正和/伊藤和央組(アイシンSTRAS)。

微風から強風までオールラウンドに走るこのチーム。常に順位を崩すことなくまとめてくるのですが、それでも今大会では複数のレースで順位を崩します。カットレースが44位。それだけこのレガッタが順位をまとめるのが難しかったということを表しています。最終レースに6位でフィニッシュし1点差で3位🥉入賞!

 

4位には第1レースでいきなりトップを走った古賀理/古賀 陽組(福岡造船/大広九州)兄弟チーム。

photo by BULKHEADmagazine

私はノーマークでしたが2レース目もシングルを走り俄然要注意に。軽風で途中順位を崩すも4位に入賞。黄色いハルが目印の

 

上位入賞者)

1位. 内貴航路朗/秋田一樹組(同志社大)4-(13)-3-5-10-3-1 26p

2位. 高木克也/渡辺桃香組(株)BESTWIND/あおぞら銀行 3-3-1-4-(55)-10-13 34p

3位. 笹井正和/伊藤和央組 (アイシンSTRAS)17-4-24-2-4-(44)-6 57p

4位. 古賀理/古賀 陽組 (福岡造船/大広九州)1-8-(28)-3-22-14-10 58p

5位. 西尾将輝/川内俊亮組(同志社大) 16-15-12-10-6-7-(46) 66p

6位. 垣野雅人/杉山航一郎(DUYC) 13-1-26-(37)-8-8-12 68p

 

最終総合成績表


2023全日本スナイプin蒲郡 3日目

本日も3レースを実施。

 

今日の最終レースは日没直前までレースが行われました。

先ほど宿に着いたばかり。

疲労困憊。゚(゚´Д`゚)゚

 

しかし、これで6レースが成立しカットレースが入ることになります。

 

とりあえず速報です。

暫定成績でました→https://drive.google.com/file/d/1lWBXyDCN8R0HspdoZnPDEIlES83elFuo/view?fbclid=IwAR0WYGb764jXKuWD7e1X8AlSHWO4f5jav7fye2XIpSAxfwNXL_nOI0m6VJw


2023全日本スナイプin蒲郡 2日目−2

本日、軽風下で3レースを実施。

 

風は170°付近の南風、8〜11ktくらい。

蒲郡沖は陸に囲まれているので、安定した海風が吹くことはありません。

今日は結構、理不尽なシフトに悩まされるレースとなりました。

コースがとても難しい。

シフトが周期的に振動する訳でもなく一方通行気味で振れが戻らなかったりするので、片方のサイドが一方的に伸びてしまうことも。

 

先に暫定順位ですが、我々は3レースを3−3−1位  7pで、それでもなんとか暫定トップ🎉

photo by BULKHEADmagazine

スコアこそまとまっていますが、過去イチ疲労したレース展開でした。

せっかくの軽風コンディションなのでここしかない。

 

2位には東日本スナイプチャンプの鈴木/上薗田組が2−2−9位 13pでこちらも抜群の安定感。軽風でこれだけ走られたら、、、

photo by BULKHEADmagazine

鈴木選手はレーザーの全日本チャンプでありILCA7でパリ五輪を目指す言わずと知れたトップセーラーですが。。。

スナイプには早稲田在学中に乗っただけかな?

速いし上手いです。あとレースが非常にスマート。そりゃ前走るわ。。。

吹いても速けりゃもう無敵です(~_~;)

 彼が小3の時→http://best-wind.jugem.jp/?eid=1226301

クルーの上薗田選手はあの甲斐先生のところの別府青山→早稲田。

 

3位には内貴/秋田組(同志社)が4−13−3 

photo by BULKHEADmagazine

ここもどんな風でも安定して前を走ります。

そして4位に全日本チャンプの近藤/浜田組(ピアソン)が14−14−4

といったスコアで、上位でも安定した順位でまとめるのが難しく、こう見えて我々もとっても難儀しました。

 

我々は軽風のボートスピードのアドバンテージで何とかまとめられましたが、、、

風が味方してくれましたm(_ _)m

シフトはざっくり150°〜180°、160°~190°の中でレースしています。

シフト幅は大きく、また周期が長くて不定期で、、、

このシフトにきっちり合わせて行かないと生き残れません。

 

私はいつもいっている通り、ブローを見てコースを引くことはありません。

今日のコンセプトは「兎に角安定」でした。

スタートは中央付近の空いているところから争わずに出て、左右の海面を決め打ちせずシフトに合わせて走ります。どちらが伸びても対応できるように。アドバンテージのある軽風では、とにかく第1上マークを10位前後で回航できれば御の字といったコンセプトでした。

それが項を制して、ギャンブルすることなく安定した順位をキープできたのだと思います。

 

明日も軽風予報(*゚▽゚*)お願いします

 

暫定成績

 

おまけ)

写真で気付きましたが、トップ3は全艇tsujido racing社のTRC-1です。

バウのガンネル形状が微妙に変わっていますね。

私のボートは5番目に建造された艇で、初期の型です。いわゆるMark1テキな。

めっちゃ調子良く走ってくれます👍


全日本スナイプin蒲郡 初日2

本日のレースは中止。

 

一旦、海上へ出てレースシーケンスを開始。

1回目はゼネラルリコール。

2回目はスタートするも3分程で悪天候によりH旗掲揚でハーバーバック。

photo by BulkheadMagazine

真っ黒い雨雲と雷雲が迫る中、頑張って帰港する70隻もの艇団。

 

そのまま本日のレースは行われないことになりました。

大気の状態が不安定で、強雨雷雲が迫ります。

難しい判断でしたがやはり無理でした(-。-;

 

明日以降のスケジュールに変更はありません。

 

今大会、全艇にGPSを搭載

TracTracでレース中の航跡を辿れます。

 

おまけ)

ハーバーで待機中に、学生の選手達ですかね?携帯でBEST WINDのレースブログを見て頂いているのを目撃^^ありがとうございます。

筆者は後ろにいる私です笑

軽風のレベルアップについての質問にも学生チームが質問に来てくれたり。強豪D大かな?貪欲ですね👍また偉そうに講釈を垂れてしまいました^^;

質問に来てくれると思わず応援したくなりますね。(でも最後の方は話を全然聞いてなかったけど笑話が長かったか…^^;)


全日本スナイプin蒲郡 初日

2023全日本スナイプのレース初日

朝から曇天

 

そして雷雨で2時間延期

これからブリーフィングです。


ノースセールカップ東日本スナイプ 最終日

最終日もしっかり吹きました。

朝からド強風で海上は大荒れ真っ白:(;゙゚'ω゚'):

 

定刻は不可でまず1時間の陸上待機。レース委員長の読み通り風が落ちてきて10時半に出艇し、リミットの14時ギリギリまでに3本きっちりレースを消化しました。

 

210度〜220度付近の海風強風にも関わらず、驚くほど大きめのシフトがある難しい海面で順位を安定させるのは難しかったと思います。途中のマーク打ち替えやスタート直前のシフトでAPなど、運営もかなり大変だったと思いますが、スムーズなレース運営でした。

流石です。

 

成績上位)

1位 鈴木/上園田組4−(12)−1−2−4ー1

2位 渡邊/斎藤組 2−4−2−(16)−1ー8

3位 杉浦/石川組 5−2−7−3−(9)−6

4位 桔川/大野組 11−6−4−1−5-(41) 

5位 脇永/高田組 7−8−5−10−8−7

6位 山田/小島組 (19)−17−6−9−3−4 

 

初日2位の笹井選手は初日に手を怪我してしまい、大事をとってリタイア。

私個人的に「とんがったレースしてんな〜」は1-3-UFD-BFD−2−2で12位という大井/黒田組(tsujido racing)。タラレバになっちゃいますが凄いスコアです^^;

女子クルーで1位(上園田選手)と5位(高田選手)入賞しているのを見るとスナイプクルーのポジションて広いですよね。

 

さて、写真が全然無いので寂しい記事になりましたが、、、

photo by 関東スナイプ協会

強風コンディションでは私がレースの状況を解説できるほど余裕も無くm(_ _)mスミマセン

私にはハイクアウトが覇威苦逢宇徒な訳でして^^;

 

我々は二日目を(48)−17−29位で総合26位に沈みましたorz

カットの48位はハイリスクでリターンゼロというかマイナス。本部船エンドからスタートして右展開したら左に20°振れて戻らず上マークをケツシングルで回航するという。。。

やはり決め打ちは絶対にダメですね。身をもって証明するというorz

 

2レース目は決め打ちせずスタートはちゃんと空いている所から出て、ヨットレースができての十番台。

3レース目はちゃんと空いている所から出たものの、艇速が厳しい分徐々にポジションを悪くし、走れるレーンがなくなり左のエンドへ出てしまいます。すると右へシフト(; ̄ェ ̄)最初の左シフトでポートをちゃんと走った集団にごっそりやられました。

全然シフト通りに走れず凡退。振り返ると、吹いている時の計測の頻度が少なすぎ。強風でのキャパが小さいと反省。。。

 

やはり強風ではなんとか十番台で抑えないと、軽風でいくら頑張っても厳しい。今回試せたものをもう少し磨いてコソ練して8月の全日本で勝負したいと思います(`_´)ノ


ノースセールカップ東日本スナイプ 初日

東日本エリアを中心に遠くは北海道(北大ヨット部)からの参加もありの67艇。

本日3レースを実施。

予報通り、ちゃんと吹きました^^;

 

強風で速い実業団チームがしっかりと前を走ります。

が、UFD(早すぎるスタートで失格)になった上位艇も多数。荒れてます。

 

暫定トップはSPNの渡辺/斎藤組が2−4−2と安定。続いて先週にマスターズを制した笹井/伊藤組(アイシンSTARS)が10−1−3で暫定2位、3位もアイシンSTARSの杉浦/石川組が5−2−7。

吹くと上位は安定しますね。

 

東日本スナイプはノースセールがスポンサーとなり超豪華な景品が提供されます。

今日のレセプションも大いに盛り上がりました。

何せ参加しないと当たらない景品。

特賞はスナイプセール1set!

そりゃ全員参加ですぜ👍

 

他に定価数万円のゴアテックスのノースのジャケットやノースのオイルスキンなどなど、もの凄い景品の数々。

そりゃ盛り上がります。

MCは選手でも参加している國見選手。関東水域の社会人選手はレースに運営に大活躍です。ホントに大会を盛り上げてくれます。

 

他に、簡単な講習会などもありまして。

講師は「今、旬な人」笑

私は軽風専門の講師として僭越ながら前に出させてもらいました^^;

もう一人の講師は笹井選手(アイシンSTARS)。

見た感じ例えるなら「静と動」w

真反対な二人のヘルムスマンが前に出て質問に答えていく形式。

答えも反対だったりして私も面白かったです^^;

またそれが、いろいろなタイプやスタイルの選手に当てはまるのではないでしょうか?風が弱いとブルーな人もいれば吹くとブルーな人(私^^;)みたいな。

 

さて明日も3レース予定です。

今日はmax20ktでヘロヘロ。

燃料をチャージして頑張ります。

 

ちなみに今日の我々は、、、

39−9−14で18位

第1Rは、またやらかして上マークを確認できておらずに大オーバーセール(-。-;学習能力低い

第2Rはmax20ktの中でハイリスクハイリターン戦略が決まって9位でフィニッシュ👍我々にしてはグッジョブ

第3Rも粘って10番台。

 

明日は軽風かな?^^;

5Rでワンカット発生するので、、、

と狙っている選手も多いことでしょう笑

 

ではまた明日!

 


今週末は東日本スナイプ選手権です

今日から東日本スナイプで江ノ島。

 

今週末は吹き予報でしたが、、、

 

朝からハーバーはド強風です:(;゙゚'ω゚'):


全日本スナイプ・マスターズ選手権/全日本スナイプ・ジュニア選手権

先週末、新西宮で行われていた全日本スナイプ マスターズ&ジュニア選手権大会。マスターズに31艇、ジュニアスナイプに24艇で計56艇が集まりました。

 

マスターズ優勝は笹井/伊藤組(AISIN STARS)

photo by 日本スナイプ協会

おめでとうございます👍

成績も4レースを1−1ー(2)−1位とダントツ。

先回の関東スナイプで準優勝、中部スナイプで優勝と絶好調。

 

レースの写真が少ないので不明ですが、tsujido racingの新艇を持って行ったのですかね?

テンションゲージの修正がよほど効いたのか何なのか笑

ぶっちぎりの成績でした。

photo by 関西スナイプ協会

写真、見つけました。やはりtsujido racingのnewボート!噂のWランチャーシートシステムがチラッと見えます。マスト横に走っている2本のシートはランチャーシートです。

 

さらに、準優勝の渡辺/斎藤組(SPN)3-(5)-1-2位、3位の白石/酒井組が2−2−(3)−3位で、カットレース入れると全レースの1~3位を全部この3艇が独占。抜きん出ています。

 

ちなみに4位は同志社ヨット部監督の兵藤さんが。59歳!レジェンドです。

さらに5位の大石さん((医)六広会)は66歳!グランドマスターズ優勝にして総合でも5位。レジェンドです。(クルーはtsujido racingの大井社長。いい仕事してます)

 

マスターズには私も参加したかったのですが、別のレースと重なったりで出られず。

しかしハイクアウトコンディションだったようなので参加してても全然無理でしたね〜orz

 

来年こそは!次回は月末開催希望ですm(_ _)m

でも来年の開催地はどこなんだろ?🤔

 

ジュニア選手権の方は西尾/川内組、西内/柳本組の同志社チームがワン・ツー。

3位に地元関西学院の大堀/安東組が入賞しました。

同志社にはエース格の内貴 航路朗(今回不参加)なので今年も強いですかね〜

 


オリンピックウィーク2023 兼 関東スナイプ二日目

二日目も微軽風で3レースをきっちりと実施。

photo by BULKHEAD Magazine

風向風速とも初日とほぼ同じでしたが、レースの時間が1時間ほど早かったので潮の影響が少し違います。

潮汐表では小潮で流れは遅いはずなのですが、初日は結構な速さで流れていました。全然小潮じゃない^^;

早い時間帯はまだ潮は遅く、午後に向けてどんどんと速くなる傾向。軽風で艇速は遅く、潮による影響は馬鹿になりません。

photo by EOW実行委員会

上マークは常に大混戦になり、下げ潮の影響で上マークに入れない艇もちらほら。

 

さて、先に結果ですが我々の二日目の成績は1−(3)−1で、総合優勝となりました!

photo by BULKHEAD Magazine

金メダルゲット!ありがとうございますm(_ _)m

第5レースの3位をカットして、初日から通算してまさかのオールトップ(≧∀≦)

また記念にスクショw

自画自賛が過ぎてスミマセン^^;ちゃんと嬉しくてつい…

 

2位には笹井/伊藤(AISIN⭐︎Stars)が昨日の5位(4-(27)-6)からジャンプアップ。強風でぶっちぎりに速い重量級のチームなのに、この軽風シリーズでもきっちり順位をまとめてくるとは、、、

いわゆるオールラウンダーで無敵。

photo by BULKHEAD Magazine

普段は中部水域で活動する実業団の強豪チームで、船を江ノ島に保管して遠征に来ています。(レース艇は蒲郡に厳重保管(°▽°))

今回の発見はデジタルテンションゲージの数値が20%ほど狂っていたらしいこと^^;

サイドステーのテンションがかなりの高めだったらしく、要はピンを詰めた状態で頑張って走っていたらしい。。。

よって、これまではただの修行だったようで二日目に修正した途端にボートスピード爆上がりで3−2−5位でまとめてきました。

 

3位は白石/行則組(ノースセール)が初日8位からこちらもジャンプアップ。初日はオールシングルでまとめていましたが、カットレースが入ったためトップテンが僅差で8位に。しかしヨットレースの王道は最後までカットレースを作らないでチャンスを作ること。二日目を(12-1-7)で12位をカットしきっちり3位入賞。

photo by 関東スナイプ協会(写真は先回の江ノ島スナイプより)

このチームも強風も速いのでオールラウンドにして無敵。クルーの行則選手はモス級の全日本チャンピオンで日本を代表するモスライダーになりましたが、実は東北大ヨット部時代はスナイパーでした。

 

4位にも高曽/中野組(MYRC)の社会人チーム。

5位に昨日まで2位だった服部/畠山組(早稲田)が入り、同点6位も桔川/中尾組の早稲田チーム。学生はこの2艇だけがトップテン入り。10位まで社会人チームの壁です^^;

 

そして11位に入ったのが西尾/三上組(東京大)で、なんと学生チーム3番手。シングルを連発して強豪学連チームを抑えての3番手は大健闘。レースで近くを走ることも多く、非凡な才能を見せていました。

レセプションでも唯一、私に(勇気を振り絞って?)質問をしてきたのがこの西尾選手でしたね^^;

 

成績上位)

1位 高木/渡辺組(BEST WIND/あおぞら銀行)1−1−1−1−(3)−1  5p

2位 笹井/伊藤(AISIN⭐︎Stars)  4-(27)-6−3−2−5 20p

3位 白石/行則組(ノースセール) 7−5−8-(12)-1−7 28p

4位 高曽/中野組(MYRC)  14−7−3−2−(20)−10 36p

5位 服部/畠山組(早稲田) 2−2−5-(RET)−4−28 41p

6位 桔川/中尾組(早稲田)(22)−3−4−11−7−16  41p

 

 

さて、江ノ島オリンピックウィークと併催となった今大会。

大会の感想は、、、(−_−;)ええっと…

オリンピッククラスが主の大会なのでしょうけど、、、

はいはい、ハナからおまけです♪yoasobi

五輪クラスの引き立て役Sです♪yoasobi

スナイプクラスの立ち位置は…(~_~;)まあ仕方ないのでしょうが何というか…

 

470級は44艇の参加で社会人6チーム。スナイプは76艇の参加で社会人19チーム。OPは66艇の参加。なぜOPとスナイプには数が集まるの?を考え対策していかないとオリンピック種目の行末は厳しいですね。470なんて国体種目で、潜在的な選手数はもっと多いはず。

久しぶりのレセプションは良かったです^^

(和太鼓は話し声が全然聞こえなくなるので正直チョット微妙です※せっかく準備したのにゴメンナサイ只の感想です

 

スナイプの関東レースだと6位以内は入賞で、飛び賞もあってどんな成績にいても結構な豪華賞品をゲットできる可能性もあるし。(表彰式に出ないと受け取れません^^;)

女子選手の表彰もあったりしてどの順位を走っていても頑張れます。

レースも楽しいですが、レース以外の楽しさを作らないと参加してもおもんない。

学生選手が普段と違う経験の場にしてあげられれば良いですよね。社会人側は全然ウェルカムです。質問なんかタダなのだからじゃんじゃんすれば良いのに。ノブレス・オブリージュですよ。

 

全日本のようなステイタスの高い大会になる程、杓子定規で魅力に欠ける気がします。全日本というタイトルに選手が集まるだけで、楽しいのかどうかといえば微妙。

 

 

さてスナイプのレースに関しては今回も非常に良かったと思います。

マーク設定も上手でコースが絶妙。アップウィンドが向かい潮なので距離が近いように見えて時間的には丁度だったり。

風下のゲートマークの正確さは秀逸でした。毎回どちらを回るか悩ませるほどイーブン。

あの微軽風でサクッと6レースを回すのは難易度高いんです。選手にとってはレース経験という大事な機会をきっちり享受できて良かったはずです。

運営の皆さんお疲れ様でした。ありがとうございましたm(_ _)m

 

そして今回の我々の成績ですが、、、出来過ぎました^^;

風速9kt前後の風域でのアップウィンドのVMGがとっても良く、有利にレースを展開可能で「軽風無双」w

他艇よりもより高く上ることが出来るのが武器です。スピードが速いというより上る。とにかく角度を稼ぐ。同じスピードで走りますが、より角度があるので並んで走って負けることがありません(オンデッキ限定)

軽風はドライブモードがあまり効かないんです。バウダウンしてもそこまでBSは上がらない。それが強風との違い。

だったら軽風はピンチモードを極めた方が合理的。

また少し速くなったみたい photo by BULKHEAD Magazine

 

海風はシフトが小さく時間も長いので、パタパタとタックするような陸風のコースと大きく異なります。

我々のミッションはスタートは空いているところから第一線でちゃんと出て、第1上マークまでは艇団を見ながら対艇でコースを引きシングル回航を目指します。博打は打たない。中央で勝負しながら最後に伸びている側に寄せる。

よって、コースは全然参考になりません。ほとんど対風で勝負していないので。

 

コースが分からない時(伸ばすべき方向が分からない)はスタートが重要になってくるので必ず有利サイドから出るためにラインの傾きはきっちり測ります。

今回は第5レース以外、ラインの傾きはほぼイーブン。イーブン時の優先順位は第一線から出ること。左右どちらが伸びるのかは分からないので決め打ちはせず、スタートで飛び出した艇団を見ながら勝負する。不利な時は耐えて、有利な時に寄せる。

コースを決め打ちすると、必ず失敗するレース(カットレース)を作ることになります。

安定した順位で最後まで上位争いをするのが王道です。

 

レースごとの細かい解説はまた次回^^

今回は何故、軽風のアップウィンドでのVMGが良いのか?を少し考えてみます。

まずは体重。合計119kgほどです。一般的にスナイプの適正体重は135kg程度で、ほとんどのチームより10~15kgくらい軽いはず。これは大きなアドバンテージです。

 

でもですね、それは帆走重量+乗員重量に対して約3%ほどしかないんです。この3%がどれほど艇速に影響するかは分かりません。時間や艇速にそのまま置き換えることはナンセンスかと…

私テキには実は体重の影響はそこまで無いかなと考えています。やってみなきゃ分からないんですがね^^;

 

で、私テキに角度を稼いで走れる理由はクルーワークの影響がかなり大きいと感じています。

VMGの幅の中で上るというのは、止まるのと紙一重。上りすぎは失速に直結しますので。

 

その失速しないギリギリ上るというピンポイントでいかに長く走り続けるかが、軽風で角度を稼ぐポイントと思うんです。

そのためにヒールトリムとジブトリムには非常に繊細なことを要求しています。

初めて乗る学生さんは要求の細かさに戸惑うばかり。

「ジブ5mm引いて」なんて言われましても^^;笑

「チョイ起こして」でヒールを起こしてみたら刹那「起こしすぎっ!」みたいな笑

 

クルーの渡辺選手とはチーム組んで3年目ですが、最初の頃は3秒に一回「違う違うそうじゃな~い♪」と私に言われていたそうです笑そんなに??^^;

今では全然。黙っていても「よきヘルムのポイント」で走らせてくれます。クルーのデッキは摩擦熱でうっすらと焦げています(イメージ)

 

ジブタックのトリムもミリでお願いしています。何せセールへのアタックアングル(風の侵入角度)を司る超重要なコントロールライン。ジブのラフの横シワの感覚が上り角度を決めていると言っても過言ではありません。メインのラフのシワも同様です。

photo by 関東スナイプ協会

大学からヨットを始めても、ここまで上達してすごい面々と競えるのがスナイプの魅力ですね( ̄+ー ̄)

 

マテリアル)

ボート:tsujido racing special TRC-1初期型

マスト:SELDEN

セール:ノースセール SW4 R3-LM

 

チューニング)

レーキ:6550mm

サイドテンション:90kg強(バネ式19~20)

プリベンド:54mm

ステップ:フォアを引いてmax65mmのプリンベンドができる限界まで前

チェーンプレート:ルールmax前

ラフワイヤー:ルールmax前

スプレッターレングス:470mm

ディフレクション(スプレッター両端の距離):690mm

 

船もセールもチューニングも全てスタンダードでスペシャルなことは一つもありません。(boatは学連仕様ではなくspecialです。来年8月で3年目を迎えるので学連の大会でも使用出来るようになります。先着順です笑)

皆さんが使用しているものとなんら変わらないと思います。重量もモーメントも学連艇と同じ。ハルがめっちゃ硬いくらいで軽風下での恩恵はありません。

私のポリシーは昔から「道具は使いこなせてなんぼ」です。

 

一説によるとSW4はリーチがフックし易い(閉じやすい)らしい。ので、私的には上り角度を得るにはトリムしやすい。メインの引きすぎは閉じますが、引いても閉じないよりはマシ。

メインシートを引く感覚(重さ)でリーチをコントロールしているので、セールを見る回数は少ない方だと思います。

その代わりメインシートを引きっぱなしにすることも無い。

カムクリートを多用して、常にリーチのテンションは確認しているので開きすぎや閉じすぎが少ないはず。でセールを見なくてよい分をヘルムに回して集中出来るので角度を稼いで走らせやすいという仕組み。

 

日本のスナイプ界を席巻しているtsujido racing社のTRC-1は本当に良く走ります。

エッジが効いていて、シャープで敏感なので私のような走らせ方にはピッタリ。グルーブにハメると恐ろしい角度で上ります笑

 

今回は成績が良いので^^;ハッハッハーなんでも偉そうに言えますネ笑

 

最後に、いつも応援してくれる嫁さんには本当に感謝しかありません。私がこんなにも自由に仕事ができるのもレース活動ができるのも嫁さんのおかげm(_ _)m

今週末は佐賀へ。里帰り中の嫁さんに3週間ぶりに会えます^^ワクワク

 


オリンピックウィーク2023 兼 関東スナイプ初日

本日から江ノ島で関東スナイプ選手権です。

関東水域のスナイパーを中心に、中部水域の実業団や琵琶湖水域からも遠征組があっての80艇のエントリー!

photo by BULKHEAD Magazine

オリンピックウィークと併催で、最多数フリートです。

スナイプのクラスルールに則って一斉スタートで80艇のレースを捌くのは非常に難易度高め。

しかし今回も抜群のレース運営で、微軽風の中で見事に本日の3レースを実施しました。

 

風向210°の南風で予報通りの軽風。

第3レースでは大幅に風が落ちてきて微風になりましたが第2上マークから距離をショートして3上まで3周を回りきり3レースを完了です。

 

先に成績ですが、我々は3レースともトップ👍アザスッ!

微風〜オンデッキという得意風域に恵まれました。

photo by BULKHEAD Magazine

オールシングルは80艇の中で、暫定2位の服部/畠山組(早稲田 2-2-5)と暫定8位の白石/行則組(ノースセール 7-5-8)のたった3艇しかおらず、やはり微軽風を安定した順位でまとめるのは中々難しいのです。

 

しかも今回は3レースでワンカット。最も悪い順位をカット出来ることになり、3レース目でジャンプアップしてくるチームもいたりして混戦模様です。

 

私はスナイプのレガッタで初めて、1位をカットレースにしています^^;

せっかくなのでスクショ笑

こんなに条件が良いことはなかなかないので、明日になって順位を落とす前に自画自賛^^;スミマセン

 

明日の予報は、、、

今日よりも微風です(*゚▽゚*)

 

初日暫定成績

 

おまけ)

昨日のレセプションは盛況でした^^

やっとコロナから解放された感


レースおまけ

昨日一日あたりのブログのカウント数は今年の最高(約35.4万PV/年換算)を記録w
日曜日は疲労困憊で更新できませんでしたがブログカウンターは夜にかけてグングン伸びて、ちょっと圧がつよいんじゃ…^^;

 

さて今回、強風のレースで先頭集団から離されて中盤で競りながらレースをしていて体感したこと。

上位集団を走る選手とそうでない選手との大きな違いは、二言で表すと「先見の明」と「木を見て森を見ず」でしょうか。

 

前を走れない選手は目先の利益に捉われ過ぎです。

とにかく目の前の一艇を抜くことで必死。

ミートの度に首取ったりくらいの勢いwで「スターボ!」と権利主張→下受けされて結局自分が死ぬ┐(~_~;)┌ヤレヤレ

上マーク回航後、とにかく前の艇を被せてブランケットに入れようとする→ラフィングマッチに発展→前にさらに離される┐(~_~;)┌ヤレヤレ

 

そんなことではいつまで経っても前を走れません。

30番が29番になったところで、総合成績で入賞できるわけではありません。

30番から最低でも10番台に、狙ってシングルまで順位を上げなければ総合で入賞や優勝争いに加わることはできません。

 

中盤以降の選手はいかしてに前集団に追いつくかがその時点での最優先事項です。

しかし自ら、先頭集団から離されることばかりをしていることに気がつかない様です。後ろの集団はフリーで横に膨らんでいくのが典型的な例。そりゃ人より長い距離走れば物理的に離されますがな(− −;)

フリーレグなんて風は後方から入るのだから、ここが前に追いつくチャンス。ここを活かさない手はありません。先のことを考えて先手先手で動くことで前集団に追いつくことができるわけで。

上位入賞するようなトップセーラーは「損して得取れ」です。
不毛な争いを避け、後ろの集団をさらに引き離すべく行動しています。
だから更に差が広がって行くんです。

経験を積んで、ボートスピードも上がってきて、1レースでも良いから上位集団でフィニッシュしようと思ったら、俯瞰してレースを見れるようにしましょう。成功体験は大事です。それが上位グループへの仲間入りをする第一歩になるかもしれませんよ?

目の前の艇に対しどのように行動して良いかわからない人へ。
極意は「共に前へ」です。

 


2023第3回江ノ島スナイプ二日目

二日目の日曜日は南西の強風予報でしたが、予報通りちゃんと吹きました。軽量級の我々が苦手な強風が。。。

しっかり3レースを実施。

 

この日の3レース目には、スナイプ級では強風時に採用されるO旗コース(旧オリンピックコース:トライアングル+上下&上フィニッシュ)に。強風時にランニングレグは危険度が増すため、リーチングレグを採用しています。これもSCIRA独特のルールです。

 

二日目に目立ったのは、teamアイシンSTARS!!特に杉浦/石川組はBFD−1−1というスコア^^;もったいない…

毎レースぶっちぎりです。速い。

最終レースはワン(杉浦/石川組)・ツー(笹井/伊藤組)フィニッシュ。

スタートしてからのVMGが一段階上というか、集団の中でスピードを維持したままグイグイ良い角度で上っていくのであっという間にフリートリーダーポジションになっていきます。

 

しかし、最終結果は初日からトップの服部/畠山組(早稲田)が6レースを4-3-1-1−8-(13)という安定した成績でまとめて優勝!

(写真、合ってますか…(~_~;)?)

2位~10位まで全て実業団や社会人チームを抑えての優勝は素晴らしいの一言。

ちなみに学生2番手(総合11位)の桔川/中尾組も早稲田。しかも女子クルー。スバラシイ

 

上位成績)

1位 服部/畠山組(早稲田)

2位 入江/長塚組(湘南サニーサイドYC)

3位 白石/行則組(ノースセール)

4位 渡邊/野呂組(SPN) 

5位 大井/鈴木組(tsujido racing)

6位 脇永/高田組(wakinaga racing)

 

そして初日3位の我々は、、、

強風に吹き飛ばされて二日目を11−29−30位と叩いてしまい総合12位に沈みましたorz

1レース目はなんとか11位で凌いで希望を繋いだのですが、、、

さらに吹き上がった最後の2レースで耐えられず。

吹いたらボッコボコにされました(T^T)

もう少し上の風域でも耐えられると優勝争いに絡み続けられるのですがね、、、

まだまだ勉強は続きます。

 

運営の皆さんにはいつも応援していただいてm(_ _)mありがとうございます笑

 

今レースも非常に良いレース運営でした。スタートラインの打ち方も申し分なく風軸とイーブンで、いつもレースの組み立てに悩みます笑

上マークの距離も丁度ですし、位置も良し。フィニッシュもイーブンなのが👍

コース設定が良いと、スタートでも各マークでも変に混むことが無いので事故も起きにくい。参加80艇オーバーを一斉スタートで6レース回す手腕は素晴らしかったです。

 

いぃっつも微軽風ばかりを祈っていまして、、、スミマセン笑

スナイプの醍醐味はハイクアウトだし、写真が映えているのも分かりますが、、、

私はブレることなくライトウィンドを極めていきたいと思います( ̄+ー ̄)

 

初日、軽風の第1,2レースは抜きつ抜かれつの中でピンピンを獲れたのは嬉しい。

やはりボートスピードが少しでも速いのは大きな武器です。

今大会でもtsujido racingTRC-1は全ての風域で優位性を示しています👍入賞艇のうち7割を占める

にしても、、

こんな強風の中で若い学生選手に混ざって3レグものアップウィンドでフルハイクを続けるなんて苦行をしている自分を褒めてあげたいです笑

早稲田大の2艇には負けましたが、30歳近く離れた若手と競うのはとっても大変^^;

とはいえ、、

6位入賞の脇永選手は私よりも上だし、スナイプ社会人チームのおっちゃんたちは覇威苦逢宇徒が好きな変態さんが多いですし笑

まだまだ苦行は続きますね…^^;


2023第3回江ノ島スナイプ初日

今日、明日と江ノ島スナイプです。

なんと87艇のエントリー!

中部や関西方面からの遠征組もあります。

 

私は北海道から帰ってきてすぐスナイプ運んでもうレース(^^;)

本日は3レースを消化。

クタクタです(;´д`)

 

朝から江ノ島はよく晴れて穏やか。

そう、「オンデッキの風」です。

ラッキー!

フィニッシュの様子。クルーはちゃんとカメラ目線^^;「ホーンちゃんと鳴るかしら…」

 

予報も午後から少し上がる程度。

この風が上がる時間がポイントで、レース結果に響くわけです。

 

でもって早速、今日の暫定結果ですが我々は3レースを1-1-17で今のとこ暫定3位。

そう、3レース目は風が上がってきてしまい、、、

我々には若干オーバーorz

しかもスタートで爆死してしまいポイントを叩きました(>_<)

 

明日は台風2号の影響で強風予報((((;゚Д゚)))))))


江ノ島スナイプ二日目

本日も1レースのみ実施。

江ノ島は朝から北風のド強風((((;゚Д゚)))))))

 

MAX10m/sオーバーでハーバーも黄旗で注意喚起。

windguru様のお告げでは「スタート時刻のam10時には10kt(5m/s程)まで風が落ちます」とのこと。

 

「大丈夫ダイジョウブ」

自分に言い聞かせながら出艇^^;

 

しかーし!

9時半になっても10時になっても全く風が落ちてきません。。。

パフでは白波が湧き立ち、メインもバランバランとシバー( ̄◇ ̄;)

 

しかーし!

本部船のアンカーがなかなか決まらずに打ち直すこと数回。

風も強いし、ちょうど海底がアンカーのかかり難いエリアなんですよね、、、

30分くらいスタート時刻が遅れたおかげで風がお告げ通り落ちてきます。

 

スタート時は6-7m/sくらいかな?落ちれば5m/s程度。

それでもペアで119kgの我々にはまだ厳しいコンディション(~_~;)

ピンをガッツリ詰めて強風モードで挑みます。

このくらい吹いてました(photo by 関東スナイプ協会)

 

ボートスピードが苦しい強風下での我々はコース戦略をハイリスクハイリターンに振ります。普通に走って中盤ぐらいをダラダラと走るのはつまらない笑

私:気温が低いままなので、風が(右へ)周るのも落ちるのも遅めになるのがセオリー。よってシフトに対し、北側の風(より0°に近い方)が影響が大きいと判断(しかし決め打ちはしない)。

 

この時の上マークは40°設定。

スタートラインはきっちり40°に合わせて設定(上手い)

私が測ったシフトは20°-50°

運営のコース設定は絶妙。左シフトに対し20°、右シフトに対し10°有利エンドが傾くことになります。

スタート時のシフトにだけ合わせて出ると痛い目に遭うわけです。

 

スタート時、多くの艇はどちらかというと本部船寄りに集まります。風もこの時は右シフト。

しかし我々は当然、下寄りからのスタートを選択。

ここでの絶対命題はスタート後に生き残ること。

リフトの状態で風下側からスタートしたら次のヘダーまで生き残らなければ、フリートのケツにつく訳でかなり厳しい状況に追い込まれます。

 

ボートスピードに劣る我々はかなりリスク高めでスタートを攻めて出ていきます。スタート時は有利エンドではなかった風下寄りには船が少ないこともあって生き残ることに成功。(アウター側はガラガラでした。)

左へのシフトを受けてポートに返すとまあまあ良い景色w

当然、また右へのシフトが来る距離が残っているのでドライブモードで前に出したいところですが、体重が軽すぎて全然前に出ない(ー ー;)

 

上マークトップは豊田自動織機/アイシンのコラボチーム。

photo by 関東スナイプ協会

スタートライン中央よりやや下寄り(集団に対して下寄り)から出てシフトに合わせて振れタックの鉄板コース。ボートスピードもあるのでリフトでドライブしながら集団の前へ前へ。いわゆる強者のコースというやつです。

 

トップのアイシンチームは左シフトの間に上マークへ辿り着きますが、遅い我々は間に合わず右シフトが襲ってきます。

それでも上マークは10番手くらいで回航することができました。

photo by 羽田様(こういった写真は貴重です。ありがとうございますm(_ _)m)

 

フリーではアップウィンドで強めだった左海面を選択。

下のゲートも左海面側を選択。

そこからは軽風になり振れタックを開始。

風が落ちれば冷静です笑

 

多くの艇が左海面重視気味なコースで走りますが、我々はリフトのみを走る戦略(風が落ちてきた&気温も上がってくるので北寄り海面の重要度は下げる)でいつの間にやら集団の右側に位置しています。やはりちゃんと右シフトが入ったので我々は大きくゲイン。6位まで順位を上げました。(SPNチームは17位→9位の8艇抜き^^;)

 

この後スタートした第3レースは風が不安定になって第3レグでノーレースに。

第1レグからまあまあ理不尽な振れでしたしね。。。

 

しばらく風待ちの後、風向が南に回って軽風の中で始まったスタートシーケンスではゼネリコを繰り返し、リミットの14時ギリギリに試みたスタートもブラック旗掲揚でもまたゼネリコ、レース終了。

これは選手たちの技量のせいで運営のせいではありませんよ。

二日間を通じて不安定な風が多く運営泣かせでした。

大変お疲れ様でした。

 

成績)

1位 白石/酒井組(ノースセール) 7−3 10p

2位 渡邊/斎藤組(SPN) 3−9 11p

3位 熊本/松本組(関西学院大) 2−11 13p

4位 神谷/柴山組(NTT東日本) 6−7 13p

5位 高木/渡辺組(BESTWIND/あおぞら銀行)11−6 17p

6位 國見/宮野組(lucky Shift) 1−17 18p

前列がヘルム、後列がクルー。一番前は、、、気にしないw

我々はなんとか総合5位に入賞。

風強めコンディションの中では頑張ったということで!桃香ハイクアウトお疲れ様!並ぶと小さいなw

 

おまけ)

関西から遠征してきた関西学院大の3艇が、要所要所で前を走って目立っていましたね。1艇は3位に入賞👍

そんな彼らですが、わざわざ関西から遠征してきたわけで貪欲です。

昨日、風が落ちてコースを打ち直しているレースの合間に走り合わせを所望されまして、、、^^;

 

「少し一緒に走ってもらえませんかー⁉︎」

 

いや、すまん。。。

このタイミングで走るのは、、、

 

「今は無理ですー」

 

とこの時は断ってしまいました。ゴメンナサイね(^_^;)

 

コースを打ち直している間、私が見てるのは今後の戦況。

多くの船が風を測りにクローズを走って散らばっているので、自分がシフトを測るよりも、散らばって走っている船を観察する方に重きを置いていまして。

風向は細かく風に立てて、その場で確認します。

気になるシフトが来たら測る。その繰り返し。

 

散らばった船がシフトだけでなく強さも教えてくれるので、その方が効率的なんですよね。

その時に声を掛けられたものですから、思わず「今は無理〜^^;」と言ってしまいました。

決して悪気があったわけではありませんよ〜。

ホント申し訳ない。ゴメンネゴメンネ〜

 

ちょうどオンデッキの軽風で、軽量の我々が速いと評判(笑)の風域だったから声をかけてくれたのかな?軽風のクローズ直線だけなら速いですよぉ笑

またいつでもお声掛けください。

間が悪くなければいつでも!


江ノ島スナイプ初日

本日から江ノ島スナイプに参戦。

約70艇の参加で遠くは関西学院が遠征に来ていました。

 

私のペアは昨年に引き続き渡辺桃香選手(あおぞら銀行)。

昨年11月の全日本mixスナイプ選手権以来、半年ぶりの乗艇でテンヤワンヤ(~_~;)

 

本日は1レースのみ実施。

第1レースは北東の風3~6m/sでしたが、2レース目以降は風が定まらず14時前にはAP-A旗(本日のレースは行わず明日以降へ延期)。

 

その第1レース。

風向はおおよそ30°〜60°付近のシフトがある感じ。

しかし何だか不安定で不規則な感じ。

 

久しぶりのレースに舞い上がっていた我々は風向のチェックしかしておらず。

「上マークの設定角度」と「上マークの実際の確認」を怠る失態を犯します。

今日の江ノ島は大会が3つ重なっていて3海面を使用した混雑状況(-_-;)

 

スタートは左シフトの下有利で、我々は下5番手くらいでスタート。

左勢力強めの中で左集団の上位で戦います。

しかし、、、

我々がリフトを走りながら見ていた上マークはどうやら別のレースで使用しているマークだったらしい、、、

 

気付いた頃には右海面のリフトでぶっちぎりに前を走るSPNチーム(渡辺/斎藤組)の姿が( ̄◇ ̄;)

上マークは50°設定だったみたい。。。

で、30°〜60°シフトなら全然ポートがロングよね。

後から考えれば辻褄の合う話なのですが、「人は見たいものを見る」です。

そこにあって欲しいと思う場所に上マークを見てしまっていました。

別レースで使用しているマークを…

 

それでも何とか左海面のリフトにギリギリ掴まりながら14番ぐらいで上マークに辿り着きます。フリーでギリシングル付近まで順位を上げて下マークを回航。

しかし1レグ目のイメージが強すぎて、2回目のアップウィンドはポートのリフト30°を走り続け,右シフトの60°を待つも、無情にも風は左周期のまま戻らずさらに左へシフト(ーー;)

2上コースで順位を落とすという失態。

上位陣も順位を落とすような難しいシフトでした。

 

そこから最後のフリーレグで風が不安定になってきて混戦模様に。

フィッシュ手前でまたシングルが見えてきましたが、、、

一番大事な最後のジャイブでランチャーを盛大に引っ掛けてしまう失態w

まさにテンヤワンヤで思わず苦笑( ̄▽ ̄;)ナンデヤネーン

 

結果11位でフィニッシュorz

風は軽風まで落ちて味方だったのに。。。

(スタート前はまだ吹いていて、我々はピンを詰めてました)

 

気を取り直して2レース目を迎えるも風が不安定になって無風に。

残りのレースは明日へ持ち越しです。

 


全日本スナイプmix選手権 最終日

 

最終日の今日は朝からあいにくの雨模様。

風吹かずノーレースとなり、、、

お陰様で優勝です。

ありがとうございますm(_ _)m

優勝賞品のカッコいいノースセールジャケットを着てパシャリ

 

全日本のタイトルが掛かった大会での優勝は久方ぶり。

1レースのみの成立となり、運営の皆さんも選手の皆さんも大変だったと思います。

お疲れ様でした。

 

我々のmixペアでのスナイプレース歴は多分一番長いのでレースでのアドバンテージは大きかったと思います。

mixチームの皆さん、マーク際の接戦で難儀されていましたから笑

photo by Kazushige nakajima(DailySailing)

 

渡辺桃香選手(あおぞら銀行)とのペアは2年目。金沢大ヨット部でヨットを始めて、昨年四年生の時にクルーにスカウト。

今春、新卒で勤務先が東京に。そのままペアを継続して活動してこれました。

私の細かい要求に応えてくれる、とっても上手なクルーに成長しました。微軽風域の繊細な動きは秀逸。今回が念願の初タイトル。

お疲れ様!

photo by Kazushige nakajima(DailySailing)

 

兎にも角にもスナイプのレースって面白い。スナイプ協会も積極的に魅力あるクラス普及に努めていて、今回も藻取り棒選手権を開催したり(多数決制)、本当にseriousFunでseriousSailingなんですよね。

ちなみに優勝はこちら↓

吉田夫妻組!さすがオリンピアン。ダントツの優勝です。

レース中に藻取り棒の新しい使い方を開発。

ジョークも最高です笑(ちゃんと本人達の許可は得ていると聞いています^^;)

賞品もゲット!

 2位は惜しくも関西大チーム。団体戦でショートムービー風に仕上げていました。(ブームに吊ったらロスでしょ…)

そして大会を一番盛り上げてくれた敢闘賞は渡邊哲雄選手(SPN)。

賞品は黒球。ロールタックで沈して湖底にマストが刺さりリタイヤという災難から一転、きついジョークですが敢闘賞をゲット!藻取り棒選手権の立役者。

 

最終成績→こちら

photo by Kazushige nakajima(DailySailing)

 

さて、琵琶湖インカレから始まった長い遠征もこれでひと段落。

こんな自由に仕事もレース活動出来るのも全ては嫁さんのおかげです。感謝しかありません。

同志社大OBの皆さんからいつも心配されますが(私でなく嫁さんが)、、、

大丈夫なようにこれからも家庭第一で頑張りますm(_ _)m

 

https://m.facebook.com/100064565805015/ 

 

 


全日本スナイプmix選手権2日目暫定成績

本日、微風下で1レース成立。

軽量級の我々はこの風で走らない訳にはいきません(`_´)ノ

photo by Kazushige nakajima(DailySailing)

 

45艇を抑え、何とかトップフィニッシュ!

photo by Kazushige nakajima(DailySailing)

 

前を走れたので得意げにレースの解説です笑

スタート時は30°の北東微軽風。スタートラインはイーブンに打たれます。これが悩ましい…

シフトは小さく、右海面左海面どちらが伸びるか分かりにくい。

この場合のセオリーは中央から出て第一上マークで大きく出遅れないこと。微軽風なら生き残れるスピードがあるので「強者のコース戦略」です。

 

予定通り中央付近から出遅れないようにスタートし、集団全体を見ながら博打を打たずコース中央付近で上マークまで2/3を走りながら、リスク低めで帆を進めます。残り1/3からアプローチまでは少しリスクを取りながら上位に寄せて行きシングル(6、7位くらい)で回航することに成功。決してトップを狙わず上位1/3、願わくばシングルで第一上マークを回航することがミッションです。

一上は同志社大の学生チーム、OBチームが上位多数。

 

2レグ目、風下ゲートマークまでに風が落ちて超微風に。

先行艇は悩みます。後ろから風は入るし、ジャイブアングルは90°以上はあるし。そう、ダウンウィンドもアップウィンドと同じアングルでシフトに翻弄されることになります。

 

トップ集団の少し後方から前集団・後ろ集団を良〜く観察し、前集団のアングルが悪く苦しそうで動けず、後ろ集団の伸び方の良い方に向け我々はここで少しだけトップ集団からセパレート。シフトを捉え次のミートでトップに追いつき下ゲートを3番手で通過。

ショート片フレの3レグ目アップウィンドは微風クローズのスピード勝負。ここでトップに出て最後のダウンウィンドへ。いつの間にやら上位は社会人チームが固まって熾烈な上位争い。

 

最終ゲートはスタートから我々と同じような戦略の白石/須永組(ノースセール)がトップに躍り出るもコースミスでフィニッシュまでに5位に転落。我々は最後まで手堅く走り切りトップホーンを鳴らすことが出来ました。

もう順位変動の激しさたるや。。。

まるで人生の縮図かの如く…(~_~;)

 

初日成績)

1位 高木/渡辺組(BESTWIND/あおぞら銀行)

2位 西居/相宮組(松喜屋/同志社大)

3位 吉岡/岡本組(TOYOBO/同志社OG)

4位 兵藤/江見組(同志社大学OB)

5位 白石/須永組(ノースセール/日本大)

6位 沼田/古閑組(京都大)

 

優勝候補の渡邊/岡村組(SPN/日本大)、近藤/近藤組はリタイヤという波乱の第1レースでした。

明日も同じく微軽風予報です。

前線通過も予報されていて午後にはmax10m/s予報(-。-;

 

1レース成立なので、明日レースが無くなれば…ね^^;

もう全開でバックギア入れてます笑 


全日本スナイプmix選手権2日目 風待ちなう

今日は回答旗+数字旗2でスタート。

スタート時刻を2時間遅らせての待機からはじまりました。

琵琶湖は今日も本領を発揮して無風。ガスもかかって湖面は鏡です。

 

陸上では風待ちの間にあちこちで講習会的な様子。

私のところにも学生さんが質問に来てくれまして、私がなんだか偉そうに講釈たれてます^^;スミマセン

これは京都大チームですね。先日の全日本インカレでも総合で3位入賞という偉業を成し遂げました。スポーツ推薦のない国公立大で3位入賞はまさに偉業です。

そんな京都大ですが、7月の東日本スナイプ遠征の時も貪欲に実業団選手の元へ質問に行ってましたね。上達する選手達は貪欲です。質問すれば良いわけではありません。質問しに行けと言われて行っても意味ないですしね^^;

来年に向けた活動はもう始まっています。

 


全日本スナイプmix選手権初日

昨日が初日の全日本スナイプmix選手権でしたが、琵琶湖が本領を発揮して日没まで全く風が無くノーレース。

 

各自、一日中整備に明け暮れます^_^;

今大会では藻の対策として藻取り棒の搭載が許可。

全日本スナイプ藻取り棒選手権も併催されることとなり、各チーム製作に余念がありません。

 

 

 

 

皆さん本気と書いてマジです笑

私も

 

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2022全日本スナイプin小戸 最終日

全日本スナイプ最終日。

本日は2レースを消化。

 

当初から北東方向からの強風予報。50°付近は吹き上がるらしい…

1レース目第8レースは11時頃のスタートとなったが、まだ吹き上がる手前で15ktほど。

シフトが大きく難しい海面で上位陣にも少し動きが。前日まで3位の西村/篠原組(同志社OB)が36位でカットレースを作ります。

暫定1位の松永/外薗組(才全会)が8位で入るも、暫定2位の白石/白田組(ノースセール)も続く9位で入り優勝争いは最終レースに持ち越されます。

photo by BULKHEAD Magazine

 

続く最終レースは風が吹き上がり、max10m/sオーバーのコンディションに。

photo by BULKHEAD Magazine

こんなです(~_~;)

 

優勝争い一騎打ちの松永/外薗組vs白石/白田組はそれぞれ6位、12位でフィニッシュし松永/外薗組に軍配。外薗選手は470全日本に続いて優勝で2連覇。松永選手は初優勝で470級・スナイプ級のW優勝者は史上4人目(甲斐選手、磯崎選手、外薗選手)。オメデトウゴザイマス。

また記録に残る全日本になりました。

 

総合3位は全日本470選手権6位に続き渡邊/斎藤組(SPN)が入賞!これも快挙です。4位に全日本MIXチャンプの西村/篠原組(同志社OB)、5位もMIXの近藤夫妻組。6位に吉岡/山梨組の同志社OBチームが入賞。

おめでとうございまーす。

 

我々はといえば1レース目を18位で耐え、

photo by BULKHEAD Magazine

この時点で総合7位で踏ん張り、なんとか入賞に望みをかけて最終レースに突入。

 

風も吹き上がり我々には全くもって厳しい状況。「入賞しなけりゃ意味がない」テキ戦略で、ハイリスクハイリターンを選びますが、見事にハイリスクに嵌りまして、、、

52位というカットレースを生産して総合10位になりました。

 

まぁ、、、このコンディションでトップテンに入ったから良しとするかと…

自分を励まして、帰路に着くとします(T^T)クヤシカ〜

 


2022全日本スナイプin小戸 三日目

本日、全日本スナイプ3日目。

軽風予報の中で2レースを実施。

 

1時間ほど陸上待機で風待ちの後、出艇。

1レース目第6レースは0°付近の北風軽風で実施。ここでカットレースが発生する大事なレースになります。

 

ここでなんと、近藤一家がワン・ツーフィニッシュ^^;姉の吉田愛/雄悟組が1位、近藤夫婦組が2位フィニッシュで両艇とも一気にジャンプアップ。近藤夫婦組が5位の入賞圏に。

photo by BULKHEAD Magazine

トップ3の上位陣は若干順位を崩すものの10番前後でフィニッシュしてきます。トップ争いを演じる松永/外薗組(才全会)が8位入ってUFDをカットし暫定1位(ここまで2−2−(BFD)-6-1-8)に。白石/白田(ノースセール)が12位で入って暫定2位(ここまで4−1−2−(31)−4−12)。渡邊/斎藤組(SPN)が9位で入って3位をキープ。昨日まで3位の西村/篠原組(同志社OB)は10位で4位に。

さすが上位陣は大崩ししません。僅差です。

軽風仕様の我々はここで手堅く4位でフィニッシュし、49位をカットして6位の入賞圏内に返り咲き。

 

そして迎えた2レース目第7レース。

スタートの頃に風が上がり始めてmax12ktくらいでしょうか。。。

全艇がフルハイクのmaxスピード状態です。シフトも左右イーブン気味に入り、実力者が上位で第1上マークを回航していきますが、艇団が中盤まで団子状態のまま上マークに突入していき1上から大混戦に(~_~;)

 

1下のゲートマークも団混戦で突入ですが、ゲート設定が絶妙で偏りもなく左右に散らばり、なんとか69艇が回航していきます。最後、3上までのアップウィンドでしたが、徐々に風が落ちてきて7kt~10ktの不安定な風に。シフトも大きく順位変動が大きかったようです。

 

7レースを終えて首位は松永/外薗組(才全会)20p。これを9p差で白石/白田(ノースセール)が追いかけます。3位に西村/篠原組(同志社OB)、4位に渡邊/斎藤組(SPN)、5位に近藤夫婦組が本日2−2でジャンプアップ!

そして、、、

かろうじて第7レースを12位で滑り込んだ高木/渡辺組(BEST WIND/あおぞら銀行)が6位の入賞圏内をキープ。

 

いや〜、第7レースは大変でした…

第1マークまでが我々にはすでに若干オーバーパワーなので、周りよりボートスピードが若干遅い(~_~;)これが効くんです、ボディーブローのように、、、

上マークは集団に飲み込まれ35位くらいで回航。前10艇、後ろ10艇ぐらいが大混戦の団子に。

ここから徐々に風が落ち始めて、我々には艇速がイーブンになり始めます。40位じゃどうしようもないので2上はハイリターンを狙ってハイリスクコースに。1上で良かった側を選択したらこれが正解で10艇くらいを抜いて少し空いた第2ダウンウィンドレグに。大きな変動無く下マークゲートにたどり着きますが、ここが運命の分かれ目でした。回航の直前に周る側を変更!

photo by BULKHEAD Magazine

20番台中盤くらいで回航し、ここから風がガクッと落ちてオンデッキ程に。若干不安定になって、風のあるところと無い所の差が出てきます。

軽風を得意とする我々は、誰にも殺されることなくきっちりリフトを走り切り、また10艇以上をごぼう抜きして12位に滑り込み(~_~;)

これでギリ6位の入賞圏にしがみつきました(`_´)ノ笑

 

明日は、、、

シリーズで1番の強風予報です(T ^ T)笑

 

おまけ)

ちなみにですが、、、

今大会でも学生さんから質問をされることが多いですが、私はブローというものを見てコースをひきませんw

全く見ません。1mmも。

「えっ?」と驚かれることも多いですが、こちらこそ「えっ?」です笑

 

よく「左奥にブローが見えて」とか「右からブローが」なんて会話を聞きますが、、、

結果はどうでしたか…?

上位選手の「ブローを見て走る」は、あくまでコース戦略の情報の一部。それを真に受けて「ブローの濃い方に行こう!」なんて戦略は愚の骨頂。ただのギャンブルです。

何のためにスタートの1時間も前に出艇して一生懸命走っていますか?「ブローの濃い方に行く」コースなら、ゆっくり出艇してスタートの5分前に到着すれば良いでしょう?笑

一番時間を割いているものこそが、コース戦略で一番大事なのでは?


2022全日本スナイプin小戸 二日目

本日、全日本スナイプ2日目。

270°〜300°付近の西風で3レースを実施。

 

1本目、第3レースは8~11kt程度の軽風。そこから吹き上がって第4、5レースはガストで18kt程のフルハイク~オーバーコンディション。

photo by BULKHEAD Magazine

こんなです(~_~;)

 

photo by BULKHEAD Magazine

フルハイクでこんなです(⌒-⌒; )よく起こしてますね

 

シフトが20°程と大きく、あまり公平に振動しないのもあって^^;全体的に荒れたレースになりました。第5レースまではカット無しです。

 

現在の暫定トップは白石/白田組で本日2-31-4位。

2位は1-4-11で渡辺/斎藤組(SPN)が昨日の18位からジャンプアップ!

3位はMIXペアの西村/篠原組(同志社OB)が7-1-22と、こちらも11位からジャンプアップ。

 

 

そして今日の我々は天国と地獄を見ました。

途中から吹いてきた第3レースをなんとか凌いで5位フィニッシュ。ここでトップフィニッシュの松永/外薗組がなんとUFD(失格)で全員の順位が繰り上がり、この時点で我々は暫定で総合2位!トップ3までが着用するビブスを渡されて意気揚々と第4レースに。

そしたら、、、

スタート前にどんどんと吹き上がってきてガストで約18ktくらいフルハイクのいっちゃんキツイ、我々には全然敵わないコンディションに(T^T)

スタート後に集団に埋もれ、走るレーンがなく外に出たらシフトが逆で後ろの方へ。49位( ;´Д`)チーン

さっき着たばかりのblueビブスを追い剥ぎに遭うかの如く持ち去られorz

やはりビブスは呪われています。

photo by BULKHEAD Magazin

 

第5レースも少し風が弱まったものの、、、

途中からどんどんと集団に吸収されていき最後は32位まで順位を落とします。

現在、総合15位。MIXペアで3位。

 

まあ、吹きは厳しいのでなんとか耐えしのぎたいのですが、、、

それでも20番台で耐えないと入賞圏には届きませんね。

明日も今日と同じ軽風予報なのですが、、、

 楽しいレースが出来ることを願うのみです。


開幕!2022全日本スナイプin小戸

本日開幕しました、2022全日本スナイプ初日。

photo by BULKHEAD Magazine

 

350°設定の北風8~11ktくらいの軽風で2レースを実施。

シフトは20°くらいあって、大きく振動します。

上マークまで約1マイル、アップウィンドレグ15分程の全日本コースです。

 

69艇一斉スタートで、スタートラインが500mあるので本部船よりとアウター寄りで全然風が違う^^;

2レースをシングルでまとめられたのは上位4チームのみ。我々は本日5番手(3−19)、私テキには難しいレースでした。

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初日を2−2でまとめ1位は松永/外薗組(才全会)。470級の北京五輪/東京五輪ペア。

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外薗選手は先週の470級全日本優勝からの連続参戦ですでに本日優勝w

2位には4−1で白石/白田組(ノースセール)も安定。3位に学生チームの内貴/秋田(同志社)が1−8で速い(; ̄ェ ̄)同じく同志社OBの山田/小島組(湘南サニーサイド)が5−6で手堅く4位です。

 

今日の軽風コンディションですが、我々軽量コンビ(120kg)にはすでにオーバーパワーだったりして。パフではフルハイクでトラベラーを出しています。もうチョット風が弱いと我々だけが走れる無双状態なのですがwww

先週出た470級全日本のトラウマがあってか?特に崩した2レース目のコースがしっくりきませんでした。リフトを走っているつもりでも、、、2レース目19位でしたが、1上では30位くらい(~_~;)モッタイナイ

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リフトを走りながら集団を受けるタイミングを見誤って、走れるレーンを失い集団に埋もれます。上マークではペナルティターンでクルクル!(@_@;)

いつもですが、明日はもう少しトンガッタレースをしたい。。。

現在、総合5位でMIXペアじゃトップ(`_´)ノ

 

全日本470参加組、SPNの渡辺哲雄選手は11−32で18位、吉田愛選手は旦那さんの雄悟選手とペアで本日31−12で19位。みんな絶対疲れてるでしょ^^;

外薗選手だけプレデターかミュータントか?

私は基本、軽風オンリーなのでハイクアウトしないで頑張ります笑

 


全日本470in唐津 四日目

決勝シリーズ2日目。

本日も良い風の中、3レースを実施しました。

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本日は磯崎/外薗組(才全会)が1−1−1とオールトップで2位に浮上、1位の吉田/木村組(cab's)は5−2−2で4点差に縮まりました。

3位の小泉/中川組(山口県連)が2−4−3で5点差。この上位3チームがダントツの成績です。

 

4位に菅澤/長島組(慶応大)、5位に大石/福田組(同志社/立教大)の学生チームが食い込み、ベテランの渡邊/田淵組(SPN)は6位で入賞県内に踏ん張っています。

 

 

今日で決勝シリーズを6レース消化したので終了。

明日はトップ10のメダルレースのみが実施されます。

優勝争いと入賞争いが見所な感じです^^;

 

 

そして我々は、、、

今日もよく吹きオスカー旗掲揚の中厳しい戦いを強いられました(T ^ T)

最終成績は16位(6-14-4-16-9-11-19-23-22-15-13)

男女ペアのMIXでは6位!入賞(笑)

オリンピック種目の全日本選手権で6番目と考えればよく頑張った方だと心が救われます笑

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今日もオスカー旗でバンバンに漕ぎまくりました。

軽量の我々はやはりスタート後に置いていかれてしまうのでキビシイ…

走れるレーンが無くなってしまう現象です。

シフトも大きく、走るべきタックで走っていないと集団に離されていきます。

今回は本当に冴えなかった…妥当な結果だったのでしょう。。

 

クルーの袴田麻友選手は新潟大ヨット部4年生で大学からヨットを始めた選手です。高校時代は水泳でインターハイ経験もあるアスリートでしたが水泳は高校で見切って、国立大に入学した才女。

昨年から新潟大のコーチをする中で見ていて、今回の大会のクルーにスカウトしました。レースでは最後の最後まで本当によく頑張りましたヨ^^大会前からレースの間も吐きそうなほど緊張していたらしい…スマン

ペアで一週間だけの練習、ペア初めてのレースが全日本選手権で16位はむしろ立派です。

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大学からヨットを始めた選手でも、体格では男子に劣る女子選手でも、努力次第でインカレで十分通用するレギュラー選手になれます。

インカレで男子女子関係なくイーブンに競技が行われるなんてヨット競技くらいではないですかね。

オリンピックでもMIXで採用され、いよいよ世界の流れはジェンダーレス。

 

ついでに50歳で全日本470に出てMIXペアでここまで頑張っている私自身を褒めたい。誰も褒めてくれないので笑

サバイバルコンディションでサバイブし、オスカーコンディションで漕ぎまくり…

「年齢なんてただの背番号だ」とどなたかが申しておりました。

 

今回の経験がコーチングに生かせるように、選手もコーチも頑張ります(`_´)ノ


全日本470in唐津 三日目

今日から決勝シリーズです。

予選で上位半分、下位半分に分けられGOLDフリート、silverフリートに分かれます。

 

本日も3レースを実施。

200°から240°とシフトが大きく、ガスティーでシフティー。

運営もなかなか難しい海面ですが、見事に回しています。

 

そんなコンディションですが相変わらず上位は安定。

吉田/木村組(cab's)は1−2−1

小泉/中川組(山口県連)は3−1−8

磯崎/外薗組(才全会)が2−3−3

 

この成績を見ると普通にレースをして速い人が上位にいるだけと思われそうですが、、、

今日、オールシングルはこの3艇だけです。

とにかくシフトが大きく極端で難しいのですが、この3艇は外しません。

全レースともオスカーフラッグ掲揚でスタートなので、多少シフトを外そうがバンバンに漕いで前へ出て行くストロングスタイルもあったり(~_~;)

しかし基本、第1上マークは安定しています。

 

私は今日はお手上げ状態でした。

スタートは悪くないのですが、シフトに合わせ切れない乗り切れない。

1上までが悪い。基本、動くのが少し早すぎるようです。スナイプのレースの特性なのか…?

ヘダーで返すのが早く、ブローのあるなしでの艇速差も大きいのでエンドに出ている集団に一気にやられてしまいます(T ^ T)

結果11−19−(23)で今日もカットレースを作ってしまいましたが、それでも総合12位まで順位を上げました^^;そのくらい荒れています。

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メダルレース圏内の10位まであと二つですが、21点差はチト(ー ー;)キビシイ

もうほんと、とにかくどうしたってオスカーコンディションです。

ここ唐津は毎日ちゃんと吹いてます(~_~;)

 

軽量な女子クルーで頑張っている方だと自分を励ましながら笑

明日こそはオスカーフラッグの無い穏やかな日になってほしい…

 


全日本470in唐津 二日目

本日は3レースを実施。

300度方向からの風で1レース目は10kt程度でしたが途中から風が上がり、2レース目からはO旗(オスカーフラッグ)適用で推進方法ルール42条を解放。漕ぎがOKになります。

3レース目もスタート時はO旗でしたが途中で風が落ちてR旗適用、漕ぎが禁止となりました。

 

第1レグまでのシフトが非常に大きく、かつ一方向のシフトで戻らず。

シフトの逆に行くと地獄を見ます( ̄O ̄;)

 

それでも上位陣は安定した順位を取っていますね。

特にオスカーフラッグの時の走りは別次元です。

シフトの逆に行ったとしても漕ぎに漕いで挽回してくる能力がある(~_~;)

 

今日の3レースを1−2−2でまとめトップに立ったのは吉田/木村組(cab's)。

1−5−3で小泉/中川組(山口県連)が追いかけ総合1点差の2位。

磯崎/外薗組(才全会)が2−2−4で3位。

あのコンディションをこの順位でまとめるのは驚異。

 

杉若/相馬組(慶応大)が9−1−1とトップ2回で4位。点差も少なく上位と争っています。5位も菅澤/長島組の慶応大チーム。

前日3位の渡邊/田淵組(SPN)は8−5−10と若干遅れをとり6位に後退。

 

そう、今日のシフトは勇気がいるんです。私も今日のコンディションでは怖くて中盤で安パイに走ってしまう。。。

我々は本日4−16−9で総合14位。

オスカーが上がり、漕ぎが始まるとやっぱキツイっす(-。-;

必死に漕ぎはしますが、上位別格組の漕ぎは半端じゃないですね。

 

今日までが予選で明日からが決勝。

上位半分と下位半分に分かれます。

 

明日はオスカーが上がらないことを祈る私…(-。-;

おっちゃんの安パイコースではなく、トンがった走りをしてみたい。。。

photo by BULKHEAD Magazine


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