5/3~5/5の3日間、相模湾でキールボートのレース「ゴールデンウィークレガッタ」に光風(First40)チームでIRCクラスに参戦しました。
HPRクラスが7隻、IRCクラスが15隻合計22隻のミドル&ビックボートのレースです。
レースフォーマットは、ブイ周り(ソーセージ)のコースレースが最大7レース、最終日に20マイル程のショートディスタンスを1レースの合計で争われます。
3日間ともしっかりと風に恵まれました。
朝から南っ気の風が入っていて、昼頃に吹き上がる展開。
よって午前の1レース目は軽風に強い艇が、午後のレースは強風に強い艇が前を走る展開でいい感じの混戦に。
我々光風は毎日、軽風の1レース目を何とか凌いで強風レースで挽回する展開でした。
軽風では畠山選手が舵を握るAPHROS(KER 33)やX35軍が速くスイスイ走っています^^;
強風では仲川選手が舵を握るVOGUE(JND 36)と我々KOUFU(First40)が速く、永松選手が舵を握るPROPAGANDA(A 35)が手堅い。
畠山選手はインカレ470級個戦チャンプ、仲川選手は470級全日本チャンプ、永松選手はスナイプ級全日本チャンプ。ディンギーで活躍していた選手がキールボートでも活躍しています。
APHROS(KER 33) photo by dailySailing JAPAN
PROPAGANDA(A 35)photo by dailySailing JAPAN
KOUFU(No.2814)の隣にVOGUE(No.6664) photo by dailySailing JAPAN
軽風ではマーク毎に接戦です。レーティング数値が高い我々KOUFUはもっと前を走り差を広げなければなりません(ー ー;)
ちなみにHPRクラスのKARASU(CARKEEK40)は市野選手(470級全日本チャンプ)、ESPRIT(CARKEEK40Mk2)には松永選手(北京五輪470級代表)がヘルムをしていて、皆、船がデッカくなってもいまだに競い合っていますね^^;
ESPRIT(CARKEEK40Mk2) photo by dailySailing JAPAN
KARASU(CARKEEK40) photo by dailySailing JAPAN
2日間で6レースを終え、1秒差のレースが2回など上位僅差で迎えた最終日。
予報は爆風^^;我々には恵まれた風。
レース実施すら危ぶまれましたが、参加艇のレベルは低くなく経験豊富なのでレースは行い各艇判断となりました。トラブルを抱えていた艇が数艇リタイヤする中、20ktほどの強風で全艇一斉スタート。
やはり風が上がってきてmax25ktの中、必死のアップウィンドで城ヶ島沖約5マイルのブイを目指します。
ここでレース委員会は安全を考慮しS旗を掲げコース短縮。第1回航ブイでフィニッシュとなりました。
我々光風にとって強風のアップウィンドは大好物^^;
photo by dailySailing JAPAN
順調に走り切りディスタンスレースは全体での1位を獲得。
これによって総合得点がVOGUE(JND 36)と同点になり、タイを解いた結果我々KOUFUがIRCクラス総合優勝!
久しぶりにレガッタで優勝することができました。嬉しい^^
強風シリーズで風に恵まれました。
上位成績)
1位 KOUFU(First40) (6)−1−2−3−2−1−1 10p
2位 VOGUE(JND 36) 1−2−1−(6)−1−2−3 10p
3位 PROPAGANDA(A35)4−5−3−(8)−3−3−2 20p
4位 APHROS(KER 33)2−3−5−1−5−(16)−7 24p
5位 GRAN DESSE(X35)3−6−(7)−2−4−6−6 27p
今回、ソーセージコースのコース設定は、ほとんどのレースでスタートライン長さも上マークまでの距離(ちょうど1時間ちょっとの設定)も良くて、C旗でのマークチェンジも速やか。各マークボートの判断が良くてとても上手なコース設定でした。
運営の皆さん大変お疲れ様でしたm(_ _)m