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関西出張

更新が滞りましてm(_ _)m

3月に入ってから出張に出ておりました。

最近物騒なので、出張情報を先にお話し出来ません。。。

 

さて、まずは関西方面へ。

マストの輸送です。

富士山をバックに^^;

 

マストデリバリーの後は船の修理屋さんに変身。

青空修理^^;

寒風吹き荒む中、とっても厳しい環境下です(ー ー;)

 

風が強すぎて、ガラス繊維が飛んでいく(~_~;)

即席で壁を作成し、なんとか作業を進めます。

 

夕暮れに癒されながら、、、

 

2日目に突入(`_´)ノ

初日は外側を積層して、二日目は内側。

ガンネル内側を削って積層して補修。

ここから仕上げに入りますが、二日では終わりませんでした(T^T)

 

3日目

コーチングの隙間時間を使って塗装。

休憩時間返上でハード(ToT)

どこが割れていたか、もう分かりません^^;


470級ヨット修理 at稲毛

本日は稲毛ヨットハーバーへ

 

470級の学連艇修理に行きました。

2,3日前に急遽、修理依頼の連絡があり、ちょうど都合が良かったので日曜日に緊急修理へ。

こんな写真がとともにSOSが送られてきまして^^;

練習中の衝突で、中々派手に割れてます。

 

クラックを追いかけてサンダーで削っていきます。奥までしっかり割れていました^^;

裏側も同じ。

 

今回は練習艇の補修仕様(レベル)での修理。

裏側の見えないところの仕上げは粗めでOKとし、修理費用を安く抑えます。

それでもちゃんとここまで綺麗に仕上げられました^^自画自賛

どこが衝突部だったかは分かりません。

ちゃんと強度も持たせつつ重量増は抑えます。

 

ビルダーさんに持っていけば完璧に修理してくれますが、練習艇には若干オーバーquality。

身内同士の衝突で、自分達で修理できないレベルだけど安く済ませたい場合に当社の修理はちょうど良い塩梅です。

 

どこでも出張修理、承りますm(_ _)m

ついでにコーチングも受ければ一石二鳥!

私の仕事はsailing Coachです。

 


大穴だって

更新が滞りましてm(_ _)m

 

少々ガス欠気味でした^^;

もう大丈夫。

 

昨日は七尾の艇庫で整備のお仕事。

 


練習中の衝突でデッキにこんな大穴を空けた470の練習艇を

補修して

補修して

ここまで形を整えました。

あとはゲルコートを吹いて終わり。

 

今日からまた琵琶湖へgo!

スナイプ級mix(男女混合ペア)の全日本選手権に出場します。


上越地方へ

今日から出張で新潟地方へ。

工場での修理が終わった470級レース艇を輸送。

当社よりご購入頂いたヤマハ学連470新艇の修理補修でした。

 

ヤマハ学連470級のレース艇修理は辻堂レーシングでの修理をお薦めします。

東日本エリアでヤマハ470学連艇、特にレース艇の修理に関しては同じレースboatビルダーのTsujido racingへ。

 

当社でも出張修理可能なのですが、練習艇や準レース艇などなるべく安価に修理したい場合には当社がお薦め。

レース艇の場合修理箇所によっては同じ品番のゲルコートの吹き付けが必要になってきますので、辻堂レーシングさんの工場での修理をお薦めします。ビルダーであるオクムラボートと提携しているので完全修復です。

 

西日本エリアはヤマハ470ビルダーであるオクムラボートさんでの修理が一番ですが、ヤマハサービス工場でも修理できる所もあります。やはりディンギーレースboatの修理経験のある工場を選びましょう。ただただ頑丈に修理されても、重くなってモーメントが悪くなったらレース艇では無くなりますのでご注意を(-_-;)

 


整形外科医か^^;

今日まで船の修理屋さんと化してました。

こんな大穴( ゚д゚)ドカーン

なんとレース艇。

 

これを削って積層して削って積層して面だしして、

また削って積層して面出しして(;´Д`A

こうなりました。

我ながら中々な出来栄え手前味噌。

もはや穴がどこだったか私でも分からない^^;笑

頑丈になり過ぎないように、厚みも硬さも周りと同じようにして、重量増をなるべく抑えます。

 

私の技術では3日掛かりでしたが、修理道具をクラブで全部揃えさせて、穴を空けた張本人に手伝わせることでコストを抑えて、性能に影響の無い範囲で安価に修理。なおかつぶつけた本人の罪の意識も、船を磨くことで晴れていくので一石三鳥(笑)

修理道具もクラブに残るので、簡単な破損なら自分たちで修理できるようにもなります(四鳥)。

 

他に追突して破損したスナイプのバウ修理。

ラックでひん曲げたベーラーの修理。

修理の出張サービスマンと化してました笑

 

さて、明日からはコーチングのお仕事です。

 


修理の日々

長期出張から帰ってきました。

コロナの影響で、どこで何してるなど詳しい話ができない状況でしたm(_ _)m

 

470を納艇して、セッティグなど基礎的なところをフォロー。

その次に船の修理やマスト組み上げなどなど。

 

これは海上でマストが倒れて破壊されたマストパートナー(~_~;)

うゎ…(~_~;)

 

マストパートナーって綺麗に取り外せるの知ってました?

 

新しいパートナーをパーツで取り寄せられるの知ってました?(当社でも取り寄せ可能です。)

これですっかり元通り。中心に設置するのに難儀しました。結局、ど中心にはならなかったケド(T^T)ク〜

スペーサーでフォローです。

 

以前にもお伝えしたことですが、私がヤマハチームで470のオリンピックキャンペーンをしていた頃は、自分が乗る470スペシャルを製造工場で一緒に作らせてもらっていました。それこそゲルコートの吹き付けから積層、カップリング、艤装などなど。

470の構造を隅々まで勉強させてもらうことが出来たので、内部の構造を全て把握していて修理に役立っています。

 

FRP積層技術は、ヤマハマリン事業部の開発部隊に8年間所属して修行させてもらいました。

さらに営業部隊で5年間修行させてもらい、ヤマハを退社して1年弱はセールメーカーでも修行していたのが現在の仕事に生かされていますね。

BEST WINDを起業してもう14年目ですか…

ヤマハの勤続年数を超えました^^;

 

自分の好きな事を仕事にすることが出来て、自分の意思で仕事をコントロールでき、何からか支配される事もなく、こんなフリーランスになれた事は幸せの極みです。全てに感謝しかありませんm(_ _)m


修理完了

やっとこさ修理完了!

 

先週の水曜日、一日で仕上げる予定だったのですが、予想を超えた状況で修理が長引きまして、、、

もう一度、削りなおしてパテで面を整えて

 

完了です。

 

ほとんど自己満ですが、修理費用を頂いていた以上は、対価に見合ったお仕事にしなければなりません(`・ω・´)キリッ

今日の分は持ち出しです^^;

 

おまけ

ここの昼飯はカップ麺におにぎり。ガテン系だぜ^^;

 

さて、明日からは葉山でヤマハチームのコーチングです。

 


千葉へ

今日は先週の470級修理の仕上げに千葉へ(`_´)ノ

 

行ってきます!


470修理

昨日は学生さんの470級の衝突の修理でした

ガンネルがガリガリっと^^;

 

削ったら、剥離が続いていて、結局範囲は写真の倍の広さに。

寒いし風はピューピューだし、作業環境は過酷でした(T ^ T)

 

昨日のうちに仕上げが間に合わなかったので、また後日仕上げ作業に行くことになりました。。。

 


470修理

更新が滞り申し訳ありませんm(_ _)m

今日まで470の修理出張でした。

今回は2艇まとめて^^;

サイドデッキ内部のロンジ(骨組み)剥離
スタンティラー開口部割れ
ハル割れ

before

↓after


ヤマハにいたときは自分の470を自分で作っていましたから、隅からスミまで分かります^^;
FRP積層作業もヤマハ時代に試作課の師匠に教わりました。
仕事って色々なところで後々役に立つんですね。

ちなみに、試作艇の計測も技術部門に所属して何年かやってまして…
応力計測などもやっていたんですよね。FRP、アルミ、SUS、カーボンなどなど。
当時の応力計測は、歪ゲージを貼って、アンプとDATレコーダに繋いで計測。対象は材料から実艇まで様々。実艇の時は数百万の計測器を船に積んで走ります。データ録って、計測値アウトプットして、ヤング率掛けて応力出して、まとめて報告書にして提出。で、応力が基準を超えているとNG。耐力超えると破断します。いわゆるクラックです。歪はμεで表し、FRPは4千μεを超えるとクラックが入ります。
FOG計測器なんかも使って、船の挙動計測もしていました。X/Y/Z軸方向の角速度、角加速度、動揺周期などのデータを取って解析して。懐かしいなぁ…
マニアックな話でスミマセン^^;

そういえば、報告書でも上司に鍛えられたなぁ〜^^;報告書が真っ赤っかになって戻ってきますからね^^;内容もさることながら、フォント、句読点、全角半角などなど基本中の基本から。懐かしいなぁ…

とにかく!
どんな仕事も後々役に立つことって思ったより多いんです。(新社会人向け)
「連立方程式なんて社会に出たら使わないよな…」なんて良く聞く話ですが、そんなこと無いんですよ^^;(学生向け)
人生って何が役に立つかなんて全然分かりませんよ〜( `ー´)ノ
日々勉強ですね^^;
 

終了!

バッチリ直しました。

一応、工期通りf^_^;)
これでお家に帰れます(>人<;)
 

手強い!

作業3日目。

まだ仕上げには入れません(ーー;)
これ、今日中に終わるのか?

明日から江ノ島でコーチングなのですが…
 

じぇんじぇん(-_-;)

作業は困難を極め、じぇんじぇん進みません(>_<)

午後はFRPを削って成形しようとしたのですが、積層が綺麗に決まらず再積層。
今度は綺麗に面が出るように、1回目の積層を下地に丁寧に削ってM4×2プライ。

明日は仕上げに入る予定です。
疲労困憊(^_^;)
 

今日もせっせと

今日はハル側

穴(空洞)が大きいので難しい術式になるな…(-_-;)

一旦、薄い膜を作ってからその上に「マット+ロービング+マット」の積層。
膜を綺麗に成形しないと、後が大変になります。。。

ガンネルもクラックが入っていますが、場所が細くて機械が入らないのでここも難儀です(-_-;)

昼までぶっ通しでFRPの積層作業でした(>_<)
お昼休憩中に乾かして、午後から成形作業です。
 

表と裏

とりあえず、デッキ面終了。

明日はひっくり返してハルとガンネルに取っかります。
 

稲毛ヨットハーバーへ

今日は朝から稲毛ヨットハーバーへ。

この470の修理です。


これじゃまるで怪しい人ですね(^_^;)


お昼は侘しくカップラーメン(T_T)

470修理

昨日は千葉の稲毛ヨットハーバーで470の修理。

ハルに穴が空いてしまったレース艇の修理です。
ついでにFRP修理作業を教えてしまって、今後は軽微な損傷なら自分達で修理できるようにという企画^^;

修理をいちいち業者さんに出していたら高くつきます。
練習艇や軽微な破損程度なら自分達で直せるようになったほうが、その費用をセールやマストの購入に回せるので、チームとしてはその方が良くないですか?

部費に悩んでいるチームは是非、予算の使い方を改善してみてください。
出来るだけ無駄を省きましょう。

さて、今日から愛媛へ移動。この週末は愛媛県連のコーチングです。

 

重症だったのね(T_T)

北海道大学ヨット部のつづき

衝突してガンネルが割れた470の修理ですが、表をとりあえず直してひっくり返してみたら驚いた(-_-;)

そうとう重症でした(-_-;)コリャタイヘンダ・エライコッタ
奥までバッコリ割れているではあ〜りませんか^^;

昨日もこれを直しながら、事務仕事しながら、海にも出て時間をオーバーしながらコーチング^^;「優先順位は「勝ち」に繋がる行動!」道のりは長くて険しいぞ〜^^;

夕方には北大ヨット部とお別れ(^^)/~~~サヨナラ〜小樽バイバイ

夜には札幌まで移動(×o×)同期の若狭くんとご飯。

北大ヨット部監督さんや若手OBOGも混ざって夜が更けるまで熱くお話^^;

私は今日のフェリーで仙台に移動します。
 

ヨット修理

先週末の470ボート修理in稲毛。

・横から突っ込まれてガンネル割れ
こんな感じから↓

こんな感じに↓

ピカピカ^^
ここの内側も割れていたので修理。

ハル中央部、同じくガンネル下部分割れ


ここから↓

綺麗^^
(ガンネルに貼ったテープは塗装養生シートです。)

作業環境が厳しい中、よく頑張った、俺。^^;

金曜日夕方、船をひっくり返すのを手伝ってくれた稲毛高校ヨット部の高校生、ありがとう!

そういや、昨日の帰り道。首都高で皇室御一行様とすれ違いました。反対車線の車がやけに少ないと思ったら、パトカーが西部警察のように、ウ〜☆"
そして御一行様。本物は初めて見ました^^;

にしても、すごい隊列を組んでいた…
逆に、余計に狙われそうです^^;
 

デッキ補強剥離の修理

昨日は学連艇470の修理。

写真はデッキをハッチを開けて内側から見たところ。

船をひっくり返して、逆さまになっていますが、赤い矢印の部分。骨組みとデッキが剥がれてしまっているのが分かりますか?
この骨組みのことを「ロンジ」と言います。補強ですね。

デッキもハルも単板だと強度を保つのに大変な厚みが必要になってきます。そこでこの骨組みを接着することで板厚が薄くても耐えられるようになり、軽く・強く作れます。クラスルールでもこのロンジの位置は細かく定められていて、性能を大きく左右するものの一部と言えますね。

話がそれましたが、補強がはがれるとデッキが「ベコベコ」になります。押すと「ギュィ〜」と音がする(-_-;)
そのままでは剥離がどんどん進行してしまい、デッキがひび割れていってしまうので、剥がれてしまった骨組みを再び接着する作業を行います。JB(ジョイントボンディング)などと呼びますが、骨組みをデッキに接着です。まあ、難儀しました^^;

体勢が悪いので脹脛(ふくらはぎ)は攣るは、腕は攣るはで大変(-_-;)。作業終盤は腰にきて、これまた大変。いや〜船を製造する修理する職人さんって大変ですね…

とりあえず、手術は我ながら上手く出来ました^^v
(ドラマで見る外科医の気持ちが少し分かったような…)
 

修理出張で

今日は470の修理で稲毛ヨットハーバーへ行ってました。
今日はヘトヘトなので詳細は明日。

我が母校の磯辺高校生が、ハーバー内で練習しているのを見て二十数年前を思い出しました。
懐かすぃ〜^^;
 

なんと(@@;)

昨日中に終わらせる予定だった470級の修理ですが、全然終わりませんでした(-_-;)

どか〜ん!


メキメキ!


ガリガリッ!


ミシミシッ!


ベリベリッ!

こんなにあったら、そりゃ無理だ^^;

で、そのまま千葉で先輩の家に泊めてもらって今日も稲毛で修理の続きです。

では行ってきます。
 

ボートメンテナンス

 今日は470の修理で千葉へ


こちらは追突された艇のスタン。


こちらは追突した方のバウ(笑)

両方ともレース艇とのことで。。。
両艇とも綺麗に直しました。



モーメントを悪くしたくないので、出来るだけ軽く。強度の必要無い所は抜けるだけ抜いちゃいます。また同じ所に衝突しないで下さいね^^;

明日は金沢に移動です。
週末は金沢大のコーチング。1年生が18人入って、現在の部員数66名と近年過去最大数だそうです。合宿所の床が抜けないか心配^^;

470修理

昨日は470級ヨットの修理依頼があって、千葉の稲毛YHへ。

結構吹いている日にバウから激突。ステムに穴が空いてしまいました。

クラックを追いかけてみると、見事に一番内側の層まで届いていて、中まで完全に割れていました。

いつものように丁寧に修理(手前味噌!)。やはり重量が気になるので、出来るだけ脱脂して最低限の樹脂だけで積層し、軽くなるように心がけます。

どうですか?我ながら中々綺麗に修復しました。この距離なら修理跡は分かりません(笑)。FRP修理専用機械を使えば一日で修理できるので非常に便利です。

しかし。。。冬場の修理はキツイですね。寒いので硬化は遅いし、乾きも遅い。寒さは体を芯まで冷やす。帰ってからのお風呂が格別でした(笑)

また今日から確定申告との戦いです(-_-;)


ボートレストア

 470級のレストアが進みます。

バウのBHDハッチを取り外して3ヶ月乾燥。取ってもとってもどこからともなく浸み出てくるアカ。補強の中に浸みこんでいた水などが徐々に浸み出てくるのでしょうか。それらも全て乾燥させてカラッカラに。あとは完全密閉処理を施せば、超乾燥は完了です。

13年で6kgも重くなった艇体。しかもインカレ3番艇のレース艇。それでも全日本インカレで戦います。何とかしたいですよね。。。
レストアして思いましたが、ヨットてecoかもしれませんね。FRPの寿命は本当はすごく長いし。ちゃんと作られた船なら、レストアすればちゃんと生き返ります。この船がいったい何kgまでダイエット出来たのか知りたい所ですね^^;

出張でした

日曜日は明海大のコーチング。また結構吹きました。午後から11m/sまで上がって、14時半頃には荒天で帆走禁止に><;
私はスナイプに乗っていたので、そのままハーバーバック。南が吹きあがったときの稲毛YH入口って危ないんですよね。ヤバイ三角波が立つので、ビックサンダーマウンテン×3くらいのスリリング度で滑り込みます^^;沈したらマストは刺さるし、そのままテトラポットなので色々と痛いですねーー;

月曜日も出張で、470級の修理へ

ジブカムの台座がもげてしまったのですが、ご覧の通り綺麗に直りました。ジブカムの台座がグラグラしている学連艇は多いと思いますが、壊れないことを祈りながら、騙しダマシのるのではなく、早く直しましょう^^;
裏に入れるワッシャを巨大なものに替えるか、バテンなどを入れるよ良いですよ。重くしないように注意しましょう。

続いて、センターボードの修理です。

これは全治1ヶ月の重傷ですね^^;
470学連艇のセンターですが、ボルトを通す穴に金属のパイプを入れておかなければいけません。最初は付いているのですが、何度か外しているうちにポロッと落として無くなります。
最初からあることを知っていれば探すのでしょうが、何も知らない下級生が外すこと確実に無くなります^^;
このパイプが入っていないと、写真のようにどんどん削れて長穴に・・・。十年も経てばご覧の通りです。センターボードって十何万もしますから大事にしましょうね。


ボートのレストア

 多くの大学や高校ヨット部が春休みの中、活動休止中のところも多くあるようです。自粛と活性の狭間で苦労されている方も多いかと思います。

私はこの時期、ボートメンテナンスのお仕事に励む毎日。今日は、全日本インカレで実際に使用している470級sailNo.3892のレストアです。船齢13年!?というボートですが、立派にレース艇として活躍しています。しかし艇体重量は126kg(470級のMinは120kgです)の重量級^^;ここからあらゆる手を尽くしてレース仕様にレストアしています。

何はともあれ軽量化。不要な物は全て外し、クラックは補修。水漏れを全て塞いでから超乾燥へ。丸2日かけてカラッカラに乾燥させます。この超乾燥が難しい。アカをしっかり取ったはずなのに、翌朝にはまた微妙に溜まっていたことってアリマセンカ?あるんです。この取ってもとっても滲み出てくるアカを完全除去すると、驚くほど感覚が変わりますよ^^v

艤装もシンプルにして軽量化しますがレース仕様は外しません。手前味噌で恐縮ですが、現役のレーサーだからできるレストア技術です^^v

新艇を入手するのは非常に厳しいご時世ですが、ちょっとした(ちょっとしたというほど楽ではありませんが^^;)工夫と努力で戦闘力を上げることが出来ます。


修理

修理開始です。470やらスナイプやら色々。

バウの修理は出来るだけ軽くしておきたいですよね。強度に関係なければ出来る限り軽く!でも仕上げは綺麗に。


昨日の新潟沖に沈む夕日です。

そして今日も修理です^^;

バルクヘッド製作

昨日の修理は470のセンターケース下スォートBHD(Bulkhead)修理。

11年物のこの470はBHDが壊れてしまって、左右共に撤去。
しかしBHDが無いのは「つっかえ棒」が無いようなものなので、テンションを加えると艇体が撓む捻じれる状態。いずれダメになります。

そこでBHD製作です。

BHDはt○ラベ+M4×2。これをダブルJB後ゲルコートを塗って完成。
しかし!時間の関係でグレーゲルコートが作れなかったので、今回は白で(^^;)。もちろん選手の了解は得てます。

直した頃には、外はすっかり暗くなってました・・・。

高校・大学の選手は代がかわって、クルーになったり自艇をもったりすると思います。せっかくの艇ですのでメンテナンスはしっかりとしておきましょう。

・ハッチの中に水は溜まって無いですか?艇体の中にアカが入るのは当たり前と思って、乗ったら必ず毎回、洗艇後にハッチを開けてアカを確認しましょう。湿気取りを入れるのは、アカをしっかり取ってから!

・艇を保管する際は、ベーラーを開けて船を水平に。バウが下がっている場合はタイヤを外すなどしてなるべく船を水平に保ちましょう。

・オーニングでに水が溜まらないようにテントを張りましょう。方法はブームを背骨にする、メインハリヤードで吊るなど。

船にコケなど生えませんように☆・・・(祈)

艇体修理in稲毛

明日は稲毛ヨットハーバー。470級の修理など色々です。

船のメンテナンスは大事ですよね。保管方法や運搬方法など、知っているか知らないかで、かなりボート性能を左右するものです。


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