ヨット部に贈るヨットに乗る服装 冬服編2019Ver.
去年の2018年バージョンの再掲載です。
ちょこっと校正してます^^
2023年最新版はこちらからご覧ください→2023年度ヨット服装編
ヨットに乗るときの服装についての問い合わせが多いこの頃。(特にヨット部に入って初めての冬を迎えるセーラーから)
ブログを見ると少々古い記事なのでアップデートしなければ^^;
そこで
〜2018年度版 ヨット冬服バージョン〜
をアップします^^
(ディンギーセーラー向け)
◎ドライスーツ
ドライスーツの役割についてはこちらの記事に書いてあります。
ウェットスーツとの比較ですが、
メリット)
・サイズに幅があるので、サイズが変化する成長期でも使用期間が長くできる。
・中に着る服装で温度調整ができるので、雪の日の極寒でも大丈夫。
・冬季の着替えがとにかく楽。寒い思いをしないで済む^^
デメリット)
・少しでも破れたりしたら即アウト。水の浸入は事故に直結します。練習を中断して修理。
・耐久性。特にゴム部分(首、袖、裾)の劣化と防水ファスナーの故障。
・女子は洋上でトイレが出来ない。
ドライスーツの性能差はやはり「耐久性」と「透湿性」でしょうか。
保温性はインナーウェアで決まります。ドライスーツの中に何を着るか。
それもこちらの記事に載っています。
ドライスーツは水が入らないことが保温につながるので、耐久性がなければドライスーツの機能を保つことができません。
透湿性とはウェア内が「蒸れない」こと。運動による発汗でドライスーツの中は蒸れます。処理が間に合わないと結露し水滴となってドライスーツの中に水分となって衣類を濡らしてしまいますので、なるべく透湿性のあるモデルをお勧めします。
◎ウェットスーツ
ドライスーツと比較すると
メリット)
・動きやすさ(運動性)が圧倒的に高い。激しい運動はウェットスーツ向き
・多少破れても問題なし。水が入っても体温で温めるのがウェットスーツ
・2ピースなら「topだけ」「スキフ(下)だけ」など温度調整がし易い。
・価格帯が広く、初心者から上級者までモデル別に選択できる。
・海上での用足しが男女でも出来るのでトイレの心配なし。
デメリット)
・ドライスーツに比べると単体では保温性が劣る。
・体にフィットしていないと保温性が保てないので、ジャストサイズが要。成長期だと着れる期間が短くなるかも。
・乾かなかった場合、翌日の朝に冷たいウェットを我慢して着なくてはならない儀式がある(−_−;)
ウェットスーツにはワンピースタイプとtop/スキフの上下に分かれた2ピースタイプのモデルがあります。
着回しによって温度調整できるメリットが大きいのは2ピースタイプのウェットスーツが一番でしょうか。
寒さ対策が最優先の場合はドライスーツに軍配。
ちなみに、厚みによって春秋用と冬用のウェットスーツがあるので、そこも注意!
2~3mm厚は春秋用(マイクロフリースなど)、3~5mm厚は冬用(スーパーウォームやThermoskinなど)になります。
◎ウェットがどうしても寒い場合の裏技
春秋用のウェットスーツtop(薄手ネオプレンのtops)を上に着れば、運動性は若干落ちますが保温性は格段にアップ。
チタントップなどはストレッチ性が高いので簡単に重ね着できます。
またドライスーツでも同じですがインナーウェアが重要!素肌に着るのではなくウェットスーツに適したベースレイヤーを着用し、スプレートップ、ネックウォーマー、ニット、ウェットソックスでコンプリート。
今年初めて冬を迎えるセーラーは参考にしてみて下さい^^
ご不明な点は何でもお問い合わせ下さい。
shop@bestwind.jp
までお気軽にどうぞ!
ちなみに、店長のお勧めですが…
〜ドライスーツ編〜
「耐久性・機能(運動性)・性能(透湿性)トータルNo.1」
男女兼用。ジュニアサイズもあります。
「コスパNo.1」
⇒クルーセーバーATACAMA SPORT ドライスーツset(アンダーフリース付き)
こちらはメンズのみ。
「女性用ドライスーツのコスパNo.1」
小柄な方は実はジュニアサイズのドライスーツでもJLサイズなどなら全然入ります。
「ジュニア用のトータルバランスNo.1」
「ジュニア用のコスパgood!」
⇒GUL ジュニア Dartmouth フロントEclip Zipドライスーツ
〜ウェットスーツ編〜
「機能と暖かさのバランスNo.1」
「人気No.1」
寒冷地だとこのままでは若干寒いので中と外に着るものを工夫する必要があります。内容詳細はこちら。
- 2019.10.22 Tuesday
- ヨット服装
- 01:30
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