一昨日まで金沢でしばらくお仕事して、昨晩にやっと帰宅^^;
合宿の打ち上げでは毎年恒例の4年生によるお疲れさま会。
カニ・カニ・カニ!そして寒ブリ!
年の終わりの最高の宴でした(笑)
思い起こせば今年の代も色々な意味で大変でした^^;
夏のインカレ予選前までは全日本インカレどうのこうの以前の問題で、幹部が幹部として機能していない状況の中、ヨット部の存続が危ういような状態でした。
今年はインカレ予選日程が通常の8月から9月に1ヶ月移動したおかげで、最後の最後に何とか成長して両クラスとも全日本インカレの切符を獲得。8月時点での彼らでは間違いなく落ちていました。インカレ個人戦には全員予選落ちして誰も出られませんでしたし。
11月の全日本インカレでは全国の壁に打ち砕かれ惨敗。初日の入賞圏内からずるずると順位を落としシングル入りも出来ず…
そして1ヶ月半ぶりに艇庫で会った彼らは…
凄い上手くなってました(笑)
多分、今が一番上手いです(笑)
なんでもう少し早く仕上げなかったのさ^^;
毎年の課題ですが、全日本インカレの後が一番上手になっています。第1回学生マッチで準優勝とかしてるし^^;
あと半月前倒しすれば良いのでよね。。。
全てのチーム当てはまるわけではありませんが、大学からヨットを始める国公立大ヨット部にとって、これから卒業する4年生がこの時期は最適なコーチになります。来年3月の卒業までの間、できるだけ現役チームを見ることで未経験者の集団であるチームの強化を図るわけです。
1年生はインカレが終わるまでに乗れる回数はたかが知れています。入部してから約7か月間、週末土日の中で乗れて半日くらい?あとはレスキュー艇か丘練。したがって、この時期はまだ全然ヨット初心者なんですよね^^;
そんな1年生にとって、今の4年生は指導教官。雪が降るような寒い中でもウェット一丁で海に出て一緒に沈してあげています(笑)
安全に関する判断の相談にも乗りながら、現役の成長を出来るだけサポート。卒業までに新幹部を一人前の幹部に育てていくわけです。
この時期の4年生ってチームにとって財産であり宝なんですよね。これを使わない手はない。4年生も後輩の指導なので頼まれたら無下には断れません。
そんなサイクルを作ることが、初心者集団にとって重要なカギとなります。
また、これが「強制」とか「義務」とかでは全然ダメなんですよね。4年生の「心意気」。そこがポイント。
そしてお願いするからには、頼むだけでは終わらせない現役達の「おもてなし」。足りなければ、そこすらも指導。そんな関係が成り立つと「応援されるチーム」へと繋がり、人としても成長していくわけなんですね。
これからオフ期間に突入ですが、1年生にとって初めての越冬です(笑)
ここも是非サポートしてあげて下さいね。