2018年振り返りカレンダー
- 2018.12.29 Saturday
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ヨットに乗るときの服装についての問い合わせが多いこの頃。(特にヨット部に入って初めての冬を迎えるセーラーから)
ブログを見ると少々古い記事なのでアップデートしなければ^^;
そこで
〜2018年度版 ヨット冬服バージョン〜
をアップします^^
(ディンギーセーラー向け)
まずドライスーツ。
ドライスーツの役割についてはこちらの記事に書いてあります。
ウェットスーツとの比較ですが、
メリット)
・サイズに幅があるので、サイズが変化する成長期でも使用期間が長くできる。
・中に着る服装で温度調整ができるので、雪の日の極寒でも大丈夫。
・冬季の着替えがとにかく楽。寒い思いをしないで済む^^
デメリット)
・少しでも破れたりしたら即アウト。水の浸入は事故に直結します。練習を中断して修理。
・耐久性。特にゴム部分(首、袖、裾)の劣化と防水ファスナーの故障。
・女子は洋上でトイレが出来ない。
ドライスーツの性能差はやはり「耐久性」と「透湿性」でしょうか。
保温性はインナーウェアで決まります。ドライスーツの中に何を着るか。
それもこちらの記事に載っています。
ドライスーツは水が入らないことが保温につながるので、耐久性がなければドライスーツの機能を保つことができません。
透湿性とはウェア内が「蒸れない」こと。運動による発汗でドライスーツの中は蒸れます。処理が間に合わないと結露し水滴となってドライスーツの中に水分となって衣類を濡らしてしまいますので、なるべく透湿性のあるモデルをお勧めします。
次にウェットスーツですが、ドライスーツと比較すると
メリット)
・動きやすさ(運動性)が圧倒的に高い。激しい運動はウェットスーツ向き
・多少破れても問題なし。水が入っても体温で温めるのがウェットスーツ
・2ピースなら「topだけ」「スキフ(下)だけ」など温度調整がし易い。
・価格帯が広く、初心者から上級者までモデル別に選択できる。
・海上での用足しが男女でも出来るのでトイレの心配なし。
デメリット)
・ドライスーツに比べると単体では保温性が劣る。
・体にフィットしていないと保温性が保てないので、ジャストサイズが要。成長期だと着れる期間が短くなるかも。
・乾かなかった場合、翌日の朝に冷たいウェットを我慢して着なくてはならない儀式がある(−_−;)
どうしても寒い場合は重ね着する裏技があります。
春秋用のウェア(薄手ネオプレンのtopsやpants)を外に着れば、運動性は落ちますが保温性は格段にアップ。
ウェットスーツに適したベースレイヤーを着用し、スプレートップ、ネックウォーマー、ニット、ウェットソックスでコンプリート。
着回しによって温度調整できるメリットが大きいのは2ピースタイプのウェットスーツが一番でしょうか。
寒さ対策が最優先の場合はドライスーツに軍配。
今年初めて冬を迎えるセーラーは参考にしてみて下さい^^
ご不明な点は何でもお問い合わせ下さい。
shop@bestwind.jp
まで。
更新が滞りましてm(_ _)m
先週末は金沢大のコーチングで七尾湾へ^^;
普通に4℃とかで普通に寒い^^;
しかし、メンバーのモチベーションは高くて元気一杯。
特に一年生がこの時期に豆苗のように伸びるので、教えていて楽しいですね^^
その前の大阪府立大でもそうでしたが、代交代してまだ練習の流れが確立しておらず、非効率だったり安全が確保されていなかったり。できるだけ自分達の力で最大限、進歩・成長できるよう、きっかけ作りを徹底します。
今年は艇庫締めを一週間早め、日曜日に今期を終了しました。
長期保管に備えて整備に勤しみ、、、
海の神様へ今年一年間の感謝を^^;
七尾湾に向かって感謝を叫んで、生贄ダイブして、安全を祈願して。
数十年続く儀式らしいです。
そのご利益か、私が見始めた15年前から海での大きな事故はありませんm(_ _)m
おまけ)
晩は卒業する4年生達と恒例のカニ鍋!
いっい湯だな〜♪ の図(笑)©photo yuzu
立派なカニ達。さすが北陸。
また素敵な贈り物を色々と頂いてしまいました(T_T)嬉泣
毎年、素敵な出会いと別れを繰り返しヨット部を巣立っていきます。
四年間で本当に立派に成長しました(笑)
心から感謝です。
この週末は大阪湾へ。
学生さんの朝は早い^^;
週末は極寒でしたね。
最高気温で10℃。朝晩は一桁前半になってきました。
冬将軍の到来です^^;
土曜日は午後にはMax10m/sをオーバーし、複数のトラブル艇をレスキューしながらの帰港。
見誤って途中でキャパを超え、トラブル艇を出したのは反省です。
海に出たら、基本的に自分の力で帰ってこなければいけません。
代交代して新人の多いこの時期や春先は最も用心しなければならない時期です。
コーチを外部から呼ぶことで少し頑張ってしまう傾向になりますが、そこを抑えるのもコーチングスキルの一つ。反省です(−_−;)
日曜日は打って変わってポカポカ陽気。
トラブルが起きないように準備を整え、安全を最優先に。
日没が早く時間は短かったですが、この時期に重要な勉強が色々と出来たことは非常に有意義だったと思います。
技術向上ももちろんですが、まずしっかりとチームを回すこと、専属コーチのいないチームは如何に自分達の力で上達することに知恵を絞るか、限りある資産(人・物・金・時間)の中で取捨選択を誤らずに効率を最大化することなど。。。
一緒に考えることは山ほどありますが、これらを上回生(幹部)が運営できるようになることで人間的にも大きく成長することが出来ます。
昨日、日曜日の仕事が終わったのが23時半ですので、当然帰れません^^;
今日はアベノハルカスでノマド中^^;
夕方の飛行機で帰ります。
おまけ)
卒業生やOB達と串屋さんへ。
大阪に来たらやっぱり串屋さんかな〜^^